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マクダルのカンフーようちえん

製作・監督・脚本:ブライアン・ツェー
美術監督:アリス・マク
音楽:スティーブ・ホー
声の出演:鈴木福、剛力彩芽、林沙織、難波圭一、なべおさみ、前田美波里

2009年/日本・香港・中国
日本公開日/2012年8月11日
カラー/デジタル/シネマスコープ/ステレオ/80分/日本語吹替版
配給:マジックアワー
(c)Bliss (c)SEGA

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マクダルのカンフーようちえん
(麥兜[ロ向][ロ當][ロ當]/
 McDull, Kung Fu Kindergarden)

story

 中国の長江で、考古学者が巨大な遺物を発掘する。しかし、それが何のために作られたものかは誰にもわからない。遺物の製作者はマクデブ。18代前のマクダルのご先祖様だった…。

 香港の春田花花幼稚園に通うマクダルには、ガールフレンドの子ウシのメイをはじめ、たくさんの友だちもいる。シングルマザーの母、ミセス・マクは一人息子のマクダルを立派な子に育てようと、あらゆる教育方法を試しているが、その努力はイマイチ報われないままだった。

 ある日、一大決心をしたミセス・マクは、マクダルを連れて中国・武漢市に向かう。バスや船を乗り継いで向かった先は、中国二大拳法である武当拳発祥の地、武当山の山奥にある名門幼稚園「カンフーようちえん」だった。

 園長のもとに預けられたマクダルは、さまざまな書と武術を学ぶ。しかし、ここには携帯電話、パソコン、カラオケもなく、なにより大好きなママがいない。そんな寂しさのなか、謎のパンダ・ホンポウくんに慰められ、ホームシックも振り切って、マクダルは一歩一歩成長していく。

 ある日、園長先生が重大発表をする。それは各門派を代表する園児が競い合う「こども武道オリンピック」への出場だった! 強者ぞろいのライバルたちに恐れをなし、仲間たちは次々と出場を辞退。気がつけば、マクダルが代表として出場するハメになってしまった…。

●アジコのおすすめポイント:

ちょっぴりドジで、おバカで、お人好しのこぶた、マクダル。スポーツとお勉強は苦手だけど、友達思いで、ママのことが大好きなマクダルが帰って来ました。本作はシリーズ4作目。日本では2作目の『マクダル パイナップルパン王子』以来の公開作品となります。香港人を象徴する大人の寓話として描かれてきたマクダル・シリーズ。ゆえに、ストーリー展開はやや哲学的ですが、脱力系のほのぼのアニメ作品として観ても楽しめます。香港では国民的人気ゆるキャラのマクダル。吹替版の鈴木福くんの声がぴったりマッチしているので、福くんファンにもぜひ観ていただきたい作品です。


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