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殺人の告発

監督:チョン・ビョンギル
脚本:チョン・ビョンギル
撮影:キム・ギテ
編集:ナム・ナヨン
美術:ヤン・ホンサム、キム・ジワン、キム・ユンソク
音楽:キム・ウグン
出演:チョン・ジェヨン、パク・シフ、キム・ヨンエ、チョ・ウンジ、オ・ヨン、チョン・ヘギュン、チャン・グァン、チェ・ウォニョン

2012年/韓国
日本公開日/2013年6月1日
カラー/デジタル/ビスタサイズ/ドルビーSRD/119分
配給:ツイン
(c)2012 Dasepo Club and Showbox/Mediaplex
2013年 百想芸術大賞 脚本賞(チョン・ビョンギルs)

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殺人の告発
(私が殺人犯だ/Confession Of Murder)

story

 1990年、女性ばかりを狙う連続殺人事件が発生。捜査を担当していた刑事チェ・ヒョング(チョン・ジェヨン)は、犯人を逮捕寸前まで追い詰めるが取り逃がし、顔に深い傷を負う。

 2005年の冬、連続殺人事件が公訴時効を迎えたことを報じるニュースを見ていたヒョングは「聞きたいことがあるから、生きていろ」とつぶやく。

 さらに2年後、ヒョングは連続殺人の真犯人だと主張する男イ・ドゥソク(パク・シフ)が自叙伝『私が殺人犯だ』を出版したことを知る。華々しい記者会見で、事件当時にヒョングが撃った銃弾が身体に残っている説明するドゥソク。本はベストセラーとなり、ドゥソクも一躍、時の人としてもてはやされる。

 その後、事件の詳細が書かれた内容に衝撃を受けるヒョングと同僚たちの前に姿を表わしたドゥソクは、彼らを挑発するかのように「久しぶりですね」と、笑顔を見せる。

 一方、ドゥソクの登場に驚いた事件の遺族たちは、人里離れた山中に集まり相談を始める…。

●アジコのおすすめポイント:

実際に起こった連続殺人事件をモチーフにした、ポン・ジュノ監督の『殺人の追憶』(03年)。この作品を観たチョン・ビョンギル監督が、もしも公訴時効となった後で、犯人が姿を現したらどうなるだろう?と考えてできたのが本作です。しかも、犯人はイケメンで告白本を出版してベストセラーに。一躍、時の人となり、テレビの討論番組をも巻き込む騒動に発展していきます。その真相は?そして、真実は?を探りながら進行するサスペンス・スリラー。信念を持って捜査にあたる熱い刑事を、演技派のチョン・ジェヨン。犯人としてカミングアウトする男を、パク・シフがクールに演じています。そして登場する、もう一人の謎の人物とは?…真実はスクリーンでお確かめください。


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