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レッドマリア/それでも女は生きていく

製作:コ・ヨンジェ
監督:キョンスン
撮影:キョンスン
出演:リター、ジョンヒ、佐藤昌子、グレース、ヒヨン、クロット、ジェナリン、スンジャ、モニカ、いちむらみさこ

2011年/韓国
日本公開日/2013年11月2日
カラー/HD/98分
配給協力:シグロ、働く女性の全国センター
配給:スリーピン

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レッドマリア/それでも女は生きていく
(Red Maria)

story

 ソウル。派遣切りにあったジョンヒは、仲間たちと屋上闘争を続けている。大阪。大企業で働いていたサトウも突然契約を打切られ、訴訟を起している。フィリピン。再開発で立退きを迫られているグレース一家は、目の前を電車が走るスラムで生活を続けている。

 ソウルの花街では、セックスワーカーのヒヨンたちが、労働者としての権利を主張している。フィリピンのクロットは16才で出産し、シェルターで教育を受けている。ミンダナオでは、韓国の農家に嫁いだジェナリンが里帰りして、大家族から歓迎を受ける。

 スンジャは日本で、介護福祉士として忙しい日々を送っている。フィリピンのリタは、50年後にやっと戦時中の恐ろしい記憶を語り始める。日系ペルー人のモニカは、今もユニオンに通っている。都会でホームレスをしているイチムラは雇われない生き方を模索する。

●アジコのおすすめポイント:

様々な国、場所で生きている女性たちが、働くことをめぐって闘っている姿を切り取ったドキュメンタリーです。監督は『ショッキング・ファミリー』で自身の生き方を描いた女性監督キョンスン。『牛の鈴音』のプロデューサー、コ・ヨンジェのサポートのもとで、力強い作品に仕上がっています。冒頭と最後に、女性のお腹がたくさん出て来ますが、女は腹に歴史を刻んで生きていくらしい。仕事に悩む女性には共感するところもあるかも。女はやっぱり強いなあ。


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