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ゲノムハザード/ある天才科学者の5日間

監督:キム・ソンス
脚本:キム・ソンス
原作:「ゲノムハザード」司城志朗・著
撮影:チョイ・サンマク
編集:パク・キョンソク(C-47 Post Studio)
美術:イ・ジンホ(Lake Side)、イ・ジヨン
アクション監督:ジョ・ヨンミン、イ・ゲムン
特殊効果:ジュン・イェウォン(Next Visual Studio)
音楽:川井憲次
出演:西島秀俊、キム・ヒョジン、真木よう子、浜田学、中村ゆり、パク・トンハ、伊武雅刀、イ・ギョンヨン

2013年/韓国・日本
日本公開日/2014年1月24日
カラー/ドルビーデジタル/120分
配給:アスミック・エース

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ゲノムハザード/ある天才科学者の5日間
(Genome Hazard)

story

 石神武人(西島秀俊)はデザイン会社に勤める会社員。その日は初めての結婚記念日で家路を急いでいた。しかし、帰宅すると妻(中村ゆり)が死んでいる。直後に電話が鳴り「もしもし、あなた? 今日は実家に泊まるね」と妻の声が聞こえた。これは一体、どういうことか?

 混乱していると、玄関のチャイムが鳴り、警察と名乗る黒いスーツの男たちがやって来る。事情を説明しようとすると、今度は部屋にあったはずの死体と血痕が消えていた。石神は連行されるが、彼らが警察でないことに気づいて車から逃げ出し、通りがかった女性に助けを求める。

 彼女の名はカン・ジウォン(キム・ヒョジン)。たまたま仕事で韓国から来ていた記者だった。石神は彼女の助けを借りて、妻の生死を確かめようと実家を訪れるが、住んでいたのは他人だった。やがて、彼は自分の記憶が曖昧になっていることに気づき、逆に薬局ではまったく覚えのない難しい薬品を購入する自分に戸惑う。

 自分の存在を確かめるために親友の伊吹(浜田学)を訪ねた石神は、伊吹の留守中に再び昨日の男たちに襲われるが、どうにか逃げ出す。その後、伊吹が見知らぬ男と一緒にいるのを見かける。その男は遺伝子治療学の最高権威で、杉沢製薬ゲノム研究所所長の佐藤英輔博士(伊武雅刀)だった。

 ジウォンと自宅に戻った石神は、ルミノール液で血液反応を確かめる。昨日の出来事は夢ではなかった。一方、ジウォンは彼が他人の記憶が上書きされた別人ではないかと推測。石神は動揺し、衝動的にジウォンにまくしたてるが、なぜか知るはずのない韓国語が交じっていた。石神は、唯一の手がかりと思える杉沢製薬ゲノム研究所に向かう…。

●アジコのおすすめポイント:

日本のベストセラー小説「ゲノムハザード」を、『美しき野獣』で長編デビューしたキム・ソンス監督が映画化しました。舞台は日本。主演は『CUT』や「ダブルフェイス」「八重の桜」などが記憶に新しい旬な俳優、西島秀俊。記憶を上書きされた天才科学者という難しい役柄を、妻への愛に突き動かされる男として情感たっぷりに演じています。カースタントなど、激しいアクションシーンも自身でこなし、「宝物のような現場」と言わせるほど、現場スタッフとの信頼関係が築けた模様。「最後は泣きながらお別れした」と語る渾身作です。その熱い演技と共に、謎解きのスリルと衝撃の真実をじっくり味わってください。


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