結婚前夜 マリッジブルー
(結婚前夜/Marriage Blue)
story
元人気野球選手で引退後はコーチをしているテギュ(キム・ガンウ)は、泌尿器科の女医ジュヨン(キム・ヒジョン)と12年前の破局を乗り越え、結婚を決意。しかし、式の1週間前、婚姻手続中に彼女がバツイチだったことを知り、彼女の過去が気になってし方がない。
花屋を営む40男のゴノ(マ・ドンソク)は、ウズベキスタン出身の若くセクシーで美しいヴィカ(クジャル)と結婚予定。ヴィカはゴノに夢中だが、ゴノはなぜ彼女が自分を選んだのか解らない。自信が持てない彼の身体に予期せぬ徴候が現れ、ゴノはジュヨンに診察してもらうことになる。
ヴィカはゴノのために韓国料理を覚えようと、イケメン天才シェフ・ウォンチョル(テギョン)の料理教室に通い始める。ウォンチョルには7年越しの恋人ソミ(イ・ヨニ)がいて、やっと結婚を決意したばかり。ネイリストのソミは彼のために仕事を辞めようとしていたが、最後にネイル大会に参加しようと内緒で済州島へ向かう。
1週間後に3組の結婚式を準備中のウェディングプランナー・イラ(コ・ジュニ)は、厳格な神父の父の前では純情な娘を演じていたが、実は夜遊びやクラブが大好き。ジュヨンがいる泌尿器科の課長デボク(イ・ヒジョン)と恋に落ちて妊娠。デボクはプロポーズするが、イラはお互いの違いから結婚を迷っている。
済州島にやってきたソミは、旅行代理店のミスでおばちゃんグループのツアーに同行するはめに。ツアーガイドのキョンス(チュ・ジフン)と出会い、彼の不思議な魅力に惹かれていってしまう…。
●アジコのおすすめポイント:
それぞれに異なる事情・背景を持つ4組のカップルが、結婚を前に予期せぬ感情に振り回され、真実の愛を見つけていくロマンチック・ラブコメディです。豪華キャストによる韓国版『ラブ・アクチュアリー』とも呼ばれており、4組のカップルの状況をリアルに感じる方もいることでしょう。監督は 『キッチン〜3人のレシピ』で長編デビューした女性監督のホン・ジヨン。女性監督ならではのファッションやセットにも注目です。群像劇のため、登場シーンは遅いのですが、前作でも監督と組んだチュ・ジフンが、キーマンとして魅力的な役柄を演じています。さて結婚までの1週間、果たして何組がゴールインできるでしょうか? ラストに流れる主題歌は、2PMのテギョンによる作詞・作曲。歌は主人公の9人全員で歌っています。
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