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監督:アビナウ・シン・カシュヤップ
脚本:ディリープ・シュクラー、アビナウ・シン・カシュヤップ
撮影:マヘーシュ・リマイー
編集:プラナウ・ディワール
アクション監督:フェッシ・ヴィジャン
音楽:サージド=ワージド、ラリト・パンディト
出演:サルマーン・カーン、アルバーズ・カーン、ソーナークシー・シンハー、ソーヌー・スード、ヴィノード・カンナー、ディンプル・カパーディヤー、アヌパム・ケール、マーヒー・ギル、マラーイカー・アローラー・カーン(特別出演)

2010年/インド
日本公開日/2014年7月26日
カラー/シネスコ/DCP(5.1ch)/126分/ヒンディー語
字幕:藤井美佳
配給:太秦
(c)Eros International Ltd.
2011年 アプサラ映画製作者連盟賞 作品賞
2011年 国際インド映画アカデミー賞
 作品賞/悪役賞(ソーヌー・スード)/
 女優デビュー賞(ソーナークシー・シンハー)/
 音楽賞(サージド=ワージド、ラリト・パンディト)/
 バックシンガー賞:男性(ラハット・ファテ・アリ・カーン)/
 バックシンガー賞:女性(マムタ・シャールマー)/
 脚本賞(アビナウ・シン・カシュヤップ、ディリープ・
 シュクラー)/アクション賞(フェッシ・ヴィジャヤン)/
 コレオグラフィ賞(ファラー・カーン)/
 音響賞(レスリー・フェルナンデス)
2011年 フィルムフェア・アワード 作品賞
 女性デビュー賞(ソーナークシー・シンハー)/
 アクション賞(フェッシ・ヴィジャン)/
 音楽賞(サージド=ワージド、ラリト・パンディト)/
 バックシンガー賞:女性(マムタ・シャールマー)
2011年 インド国民映画賞 ゴールデンロータス賞
 人気映画賞(アビナウ・シン・カシュヤップ)
2011年 スクリーンウィークリー賞
 最優秀俳優賞(サルマーン・カーン)


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ダバング大胆不敵(Dabangg)

story

 インドの田舎町、ラールガンジ。聡明な少年チュルブルは、母ナイニー(ディンプル・カパーディヤー)と義父ブラジャーパティ・パンデー(ヴィノード・カンナー)、父親違いの弟マカンチャンド(通称マッキー)と暮らしていた。しかし、義父は実の息子だけを甘やかし、チュルブルはぞんざいな扱いを受けていた。母は二人を平等に愛していたが、チュルブルはいつか必ず見返してやると誓って育つ。

 21年後。チュルブル(サルマーン・カーン)は警察官となっていた。強盗団を一人で片付けて取り戻した金を着服したり、駆けつけた警察をわざと負傷させて手柄を分けたりと、汚職警官ではあるが、強きをくじき弱きを助ける正義感の強い男で、ロビンフッド・パンデーとも呼ばれていた。

 一方、弟のマッキー(アルバーズ・カーン)は仕事もせずブラブラしていたが、ニルマラー(マーヒー・ギル)という恋人がいて、ふたりは結婚を夢見ていた。しかし、経済力がないため、彼女の父親(ティーヌー・アーナンド)から結婚を反対されていた。マッキーは持参金に困り、チュルブルが貯めこんでいる金をこっそり拝借してしまう。

 チュルブルもまた、事件の捜査中に偶然見かけた女性に一目惚れする。彼女エロッタ(ソーナークシー・シンハー)は、テラコッタ職人の娘だった。チュルブルは職務にかこつけて強引なアタックを続けるが、エロッタにはアルコール中毒の父(マヘーシュ・マーンジュレーカル)がいて、父親が生きている限り結婚しないと誓っていた。

 その頃、強盗団に盗ませた政治資金をチュルブルに奪われた青年政治家スィン(ソーヌー・スード)は、仲間に加わろとせず、なにかと邪魔をするチュルブルに敵意を抱き、彼の家族に刃を向けようとしていた…。

●アジコのおすすめポイント:

昨年の『タイガー 伝説のスパイ』で日本にお目見えしたインド映画界の3大カーンの一人、サルマーン・カーンが10年に主演し、11年に多数の賞を受賞した大ヒット作です。スマートな風貌と強靱な肉体が魅力のサルマーン・カーン。今回の警察役でも、アクションシーンやダンスシーンでその魅力がいかんなく発揮されています。悪徳警官とはいえ人情や正義を重んじる彼は、絶対に許せない強大な敵と戦うことで、失った家族との絆を取り戻していきます。ゆえに、ラストは爽快です。弟役のアルバーズ・カーンは実の弟。本作でデビューしたアビナウ・シン・カシュヤップ監督を自身の製作会社で初プロデュースしています。妻のマラーイカー・アローラー・カーンもゲスト出演。また相手役のソーナークシー・シンハーも本作が女優デビュー作です。多彩なダンスシーンもたっぷりと盛り込まれたインド映画の醍醐味を、たっぷりと味わってください。

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