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監督:アヌラーグ・バス
脚本:アヌラーグ・バス
撮影:ラヴィ・バーマン
編集:アキヴ・アリ
アクション監督:シャム・カウシャル
美術:ラジャット・ポッダール
衣装:アキ・ナルーラ&シェファリーナ
音楽:プリターム
出演:ランビール・カプール、プリヤンカー・チョープラー、イリヤーナー・デクルーズ、ソウラブ・シュクラー

2012年/インド
日本公開日/2014年8月22日
カラー/スコープサイズ/5.1ch/151分
字幕:藤井美佳
配給:ファントム・フィルム
(c)UTV Software Communications Ltd 2012
2012年 アジア大平洋映画祭
 音楽賞(プリターム・チャクラボーティ)
2013年 アジア映画大賞
 作曲賞(プリターム・チャクラボーティ)
2013年 国際インド映画アカデミー賞
 作品賞/監督賞(アヌラーグ・バス)/
 主演男優賞(ランビール・カプール)
2013年 ボリウッド・ハンガマ・サーファーズチョイス映画賞
 最優秀女優賞(プリヤンカー・チョープラー)/
 新人女優賞(イリヤーナー・デクルーズ)
2013年 フィルムフェア賞
 作品賞/2013年トレンド賞/
 男優賞(ランビール・カプール)/
 音楽監督賞(プリターム・チャクラボーティ)/
 新人女優賞(イリヤーナー・デクルーズ)/
 美術賞(ラジャット・ポッダール)/
 男性プレイバックシンガー賞(モヒット・チョーハン)/
 音楽賞(プリターム・チャクラボーティ)
2013年 南アフリカ・インド映画&テレビ賞
 映画作品賞/男優賞(ランビール・カプール)/
 女優賞(プリヤンカー・チョープラー)
2013年 インド・スターダスト賞
 作品賞/年間スター賞(プリヤンカー・チョープラー)/
 ドラマ部門最優秀女優賞(プリヤンカー・チョープラー)
2013年 タイムズ・インド映画賞
 作品賞/監督賞(アヌラーグ・バス)/
 男優賞(ランビール・カプール)/
 女優賞(プリヤンカー・チョープラー)/
 新人賞(イリヤーナー・デクルーズ)
2013年 Zea Cine 賞
 作品賞/監督賞(アヌラーグ・バス)/ボックスオフィス賞
 男優賞(ランビール・カプール)/
 女優賞(プリヤンカー・チョープラー)/
 新人賞(イリヤーナー・デクルーズ)/
 美術賞(ラジャト・ポッダール)/撮影賞(ラヴィ・バーマン)  

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バルフィ!人生に唄えば(BARFI!)

story

 美しく歳を重ねた女性が、せつなくも歓びに満ちた恋の物語を語り始める。「あの人は、いつも幸せそうでした」

 1978年、インドのコルカタ。シュルティ(イリヤーナー・デクルーズ)の目の前で、バルフィ(ランビール・カプール)が逮捕される。彼とは6年前に出会い、結婚を機に別れた後、つい最近再会したばかりだった。

 1972年。二人はダージリンで偶然に出会い、バルフィはひと目で彼女に恋をした。バルフィは音のない世界に暮らし、口をきくこともできなかったが、真直ぐな眼差しと身ぶり手ぶりだけで、誰よりも完璧に伝えることができた。人を笑わせることが大好きなバルフィは街中の人気者だった。

 しかし、シュルティは3ヶ月後に結婚式を控えていた。バルフィは大胆にもプロポーズしようとするが、婚約指輪を見て諦め、時計台の針を15分戻し、友だちとして祝福する。そんなバルフィに惹かれていくシュルティ。二人は束の間の幸せな日々を過ごすが、母親に説得され、シュルティは完璧な婚約者を選んだのだった。

 1978年。シュルティは夫の止めるのも聞かず、ダージリンの留置所に駆けつける。ずっとバルフィを追っていたダッタ警部(ソウラブ・シュクラー)は、バルフィを銀行強盗と資産家の娘ジルミル(プリヤンカー・チョープラー)誘拐の容疑で逮捕していた。

 6年前にシュルティが去った後、失業して病で倒れた父親の手術費用を稼ぐため、バルフィはやむなく誘拐と銀行強盗を思いつくが、どちらも失敗する。しかし、先に誘拐されていた資産家の娘ジルミルと偶然出会い、ジルミルはバルフィの元を離れなくなってしまう…。

●アジコのおすすめポイント:

絶好調のインド映画から、またしても忘れられない名作の登場です。聾唖というハンディを背負いながらも、持ち前の明るさと誠実さで誰からも愛される青年バルフィの、2人の女性との出会いと半生が描かれます。遠くにいる愛する女性と、近くにいる放っておけない女性。バルフィが選んだ伴侶は果たして? バルフィを情感豊かに演じるのは、ボリウッド一の名優一家に生まれたランピール・カプール。本作での演技が高く評価され、インド映画界を牽引する俳優として注目されています。彼が一目惚れするシュルティ役は、テルグ語映画出身の若手女優イリヤーナー・デクルーズ。そして、ジルミルを演じているのが、『DON』シリーズでシャールク・カーンと共演している美女、プリヤンカー・チョープラー。最初は全くわからず、インド映画界にもこんな若手の新人女優が出て来たのね!と思っていたら、なんとプリヤンカーだったのでした。自閉症の少女という難役を見事な変身ぶりで演じています。世界の名作映画へのオマージュに溢れ、チャップリンをも彷佛とさせる本作。テレビの世界でキャリアを積んだアヌラーブ・バス監督ならではの、インド映画の奥深さをぜひ味わってください。



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