製作：ハン・サンピン、スタンリー・クワン
監督：ヴィッキー・チャオ
原作：「致我們終將逝去的青春」シン・イーウー著
脚本：リー・チャン
撮影：リー・ラン
編集：チャン・チーワイ
音楽：ドゥ・パン
主題歌：「致青春」歌・フェイ・ウォン
出演：マーク・チャオ、ハンギョン、ヤン・ズーシャン、ジャン・シューイン、チャン・ヤオ、リウ・ヤーソー、チョン・カイ、パオ・ペイアル、ワン・ジアジア
2013年／中国
日本公開日／2014年9月13日
カラー/シネスコ/ドルビーデジタル/131分/PG12
字幕：鈴木真理子
配給：アルシネテラン
(c)2013 HS Media (Beijing) Investment Co., Ltd. China Film Co., Ltd. English Pictures, PULIN Production Ltd. Beijing, Beijing Ruyi Xinxin Film Investiment Co., Ltd. Beijing MaxTimes Cultural Development Co., Ltd. TIK Films, Dook Publishing Co., Ltd, Tianjin Yuehua Music Culture Communication Co., Ltd.
2013年 上海映画評論家奬 年度10大優秀作品
新人監督賞（ヴィッキー・チャオ）
2013年 藝恩電影産業賞
作品賞／監督賞
2013年 中国電影金鶏賞
監督デビュー作賞（ヴィッキー・チャオ）
2013年 華語青年映像論壇
新鋭監督（ヴィッキー・チャオ）／
新鋭女優（ヤン・ズーシャン、ジャン・シューイン）／
新鋭撮影（リー・ラン）／新鋭美術（リー・ヤン）
2013年 台湾金馬奨 改編脚本賞（リー・チアン）
2013年 オーストラリア国際華語映画祭
女優賞（ヤン・ズーシャン）
2013年 中国アメリカ映画祭
金天使賞十大映画／監督賞（ヴィッキー・チャオ）
2013年 万象国際華語映画祭
主演女優賞（ヤン・ズーシャン）／
助演女優賞（ジャン・シューイン）
2013年 広州大学生映画祭
学生人気監督賞（ヴィッキー・チャオ）
2013年 ロンドン国際華語映画祭 撮影賞（リー・ラン）
2013年 中国電影華表賞
青年映画創作賞／新人女優賞（ヤン・ズーシャン）
2014年 香港電影金像奨 最優秀両岸華語映画
2014年 アジア映画大賞 新人賞（ジャン・シューイン）
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So Young 〜過ぎ去りし青春に捧ぐ
（致我們終將逝去的青春/So Young）
story
1990年代、18歳のチョン・ウェイ（ヤン・ズーシャン）は、故郷を離れ、新入生歓迎に湧く大学キャンパスへやって来る。ずっと憧れていた5歳年上の幼馴染みリン・ジン（ハンギョン）を追いかけ、彼と同じ大学に入学したのだ。早速、知り合ったのが、新入生の女子を物色していたチャン・カイ（パオ・ペイアル）とシュイ・カイヤン（チョン・カイ）だった。
大学は全寮制で、ウェイには3人のルームメイトができた。常に注目を浴びる美人のルアン・クアン（ジャン・シューイン）、現実主義で潔癖性のリー・ウェイジュアン（チャン・ヤオ）、ボーイッシュなチュー・シャオペイ（リウ・ヤーソー）。ウェイは早速、男子寮のリン・ジンを訪ねるが、なんと彼はアメリカへ留学していた。ショックを受けたウェイを、ルアンは秘蔵の缶ビールで慰めてくれた。
そんなある日、ウェイはチャン・カイの部屋でチェン・シアオチョン（マーク・チャオ）と出会う。彼が作っていたビルの模型を落としかけて、彼から突き飛ばされたのだ。以来、二人は犬猿の仲となるが、わがままな自分を軽蔑して叱るシアオチョンにウェイはいつしか惹かれていき、勇気を出して猛アタックを開始する。
シアオチョンは学長の娘ツォン・ユイ（ワン・ジアジア）と親しくしていたが、彼女ははっきりしない関係に愛想をつかして去っていく。ウェイに振り回されている内に、シアオチョンもウェイに惹かれていたのだ。晴れてカップルとなった二人に、卒業の季節がやってくる。ウェイはシアオチョンと同じ会社に入るつもりだったが、彼はアメリカ留学を決めていた。最後のデートの場所は水族館だった。
それから数年後、キャリアウーマンとして働くウェイの前に、副検事となったリン・ジンと、アメリカで建築家として成功したシアオチョンが前後して現れる…。
●アジコのおすすめポイント：
女優のヴィッキー・チャオが、映画監督を目指して北京電影学院に再入学し、卒業製作として作ったのが本作です。原作は人気インターネット小説。急成長をし始めた90年代中国を背景に、大学生の男女の恋とその後の顛末が綴られていきます。台湾映画『あの頃、君を追いかけた』で起こったあの頃ブームにも乗っかり、本作も中国で大ヒットを記録。主人公を演じたヤン・ズーシャンと親友役のジャン・シューインは、台湾ドラマでも活躍。有望な若手女優として注目されています。主人公の恋の相手を演じるのは、デビュー以来、大活躍が続く台湾のマーク・チャオと、SUPER JUNIORの中国人メンバーとして活動していたハンギョン。ちなみに、歌手でもあるヤン・ズーシャンが大学のステージに飛入りして歌う「紅日（ホンヤッ）」は、香港のハッケン・リーによる92年最大のヒット曲。元歌は大事MANブラザーズバンドの「それが大事」です。懐かし〜。
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