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最後まで行く

監督:キム・ソンフン
脚本:キム・ソンフン
撮影:キム・テソン
編集:キム・チャンジュ
美術:イ・ミギョン
アクション監督:チェ・ドンヒョン
音楽:モク・ヨンジン
出演:キム・ソンギュン、チョ・ジヌン、シン・ジョングン、チョン・マンシク、シン・ドンミ、パク・ポゴム

2014年/韓国
日本公開日/2015年5月17日
*カリテシネマコレクション2015
カラー/シネスコ/111分
配給:「最後まで行く」上映委員会
(c)2014 Showbox Mediaplex and AD406
2014年 韓国映画評論家協会賞 映画評論家協会ベスト10
2014年 大鐘賞 監督賞(キム・ソンフン)/
 撮影賞(キム・テソン)/照明賞(キム・ギョンソク)
2014年 釜山映画評論家協会賞 脚本賞(キム・ソンフン)
2014年 青龍映画賞
 助演男優賞(チョ・ジヌン)/脚本賞(キム・ソンフン)
2015年 今年の映画賞 監督賞(キム・ソンフン)
2015年 百想芸術大賞 監督賞(キム・ソンフン)
 主演男優賞(イ・ソンギュン、チョ・ジヌン)


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最後まで行く(最後まで行く/A Hard Day)

story

 雨の中、殺人課の刑事コ・ゴンス(キム・ソンギュン)は母親の葬儀を抜け出して車を走らせていた。内部監査が入り、自分の机に保管していた賄賂を隠すためだ。ところが、犬を避けた直後に人を跳ねてしまう。男は血を流して死んでいた。動揺したゴンスは死体をトランクに隠して走り去る。

 事故の後、飲酒検問にもひっかかるが、なんとか切り抜けるゴンス。だが、賄賂は見つかってしまう。葬儀に戻ったゴンスを仲間の刑事たちが弔問に訪れるが、彼らはゴンスに罪を被って欲しいと思っていた。

 さらに納棺の時、監査がゴンスの車を調べに行ったと連絡が入る。絶体絶命のゴンスは、納棺室の通気口を見て一計を案じ、死体を母の棺に隠すことに成功する。翌朝、死体は母の棺と共に葬られた。

 心配していた監査はあっさりと引きあげ、代わりに未解決事件のファイルがどっさりと届く。担当になった殺人犯イ・グォンミン(チョ・ハソク)の写真を見て驚くゴンス。それは、母と埋葬されている男だった。タレコミ情報で訪れたアジトの近くには、事故を起こした道路があった。

 そこへ、イ巡査(パク・ポゴム)が交通事故の調査にやって来る。彼はチェ刑事(チョン・マンシク)と付近のCCTVを調べることになり、ゴンスは気が気でない。そんな中、すべてを知っているという男が、執拗に連絡してくる。その男の正体は、監査でゴンスを救ったパク警部補(チョ・ジヌン)だった。彼の要求とは…。

●アジコのおすすめポイント:

『マイ・リトル・ヒーロー』など、様々なジャンルの作品を撮り続けてきたキム・ソンフン監督初のオリジナル脚本による第4作目にして、数々の脚本賞、監督賞に輝いた話題作です。タイトルロールから緊張感迫る音楽で始まる本作は、冒頭の数分で引き込まれる面白さ。警察でありながら、ややグレーな主人公が、次々とふりかかる事件に巻き込まれ、本当に悪い相手との闘いに立ち向かって行く展開は最後まで目が放せません。主演はホン・サンス作品でも知られる演技派のキム・ソンギュン。対する巨漢の恐ろしい刑事を、チョ・ジヌンがまるでターミネーターのような迫力で演じています。この勝負、一体どうなるのか? この展開をどう収拾するのか? あっと驚く最後までじっくりとご覧ください。フレッシュなイケメン、パク・ポゴムも出演しています。


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