中正紀念堂をバックに輝く主燈籠…一応、猿
夜空に浮かぶ天燈
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旧正月の締めくくり
夜空を彩る燈籠フェスティバル
2004年2月15日
旧暦の1月15日は元宵節です。唐朝時代に「太平」を願い始まったこのお祭りは、色彩豊かな燈籠を飾り、元宵(餡を粉のなかで転がし団子にしていくお菓子)を食べ、なぞなぞを解いたりして家族で楽しくすごします。今年は2月5日から始まり、毎年欠かさず行われる「中正紀念堂」と「板橋駅前区」(北部)、苗栗、高雄、台東などで燈籠が飾られました。台湾の猿はニホンザルと違い尻尾が長いので、猿の燈籠もしっぽが特徴的です。
華人社会で広く行われるこのお祭り、台湾ではなんといっても台南にある鹽水鎮の「蜂炮」が特徴的です。もともとは疫病を祓う意味で爆竹をならしていたのが、音が大きければ大きいほど幸運を運んでくると信じられるようになり、今では爆竹というよりロケット花火に近い、上に横に飛んでいく爆竹を使うようになりました。
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