一面に広がる緑と白のコントラスト
竹子湖の海芋花展
2004年4月15日
前々回の記事で、陽明山の櫻を中心にした花季イベントをご紹介しましたが、今回は陽明山をさらに奥に進んだ先にある、竹子湖で旬真っ盛りに咲誇る海芋花をご紹介です。
花季イベントの次に控える海芋花展、今年は3月26日から4月30日にかけて開催されました。海芋とは「カラー」のことで、この時期になると緑の葉に包まれた白い花があたり一面に咲誇ります。花季イベントの中心だった陽明公園よりさらに奥に進むにつれて、道端で白い花を売る売店がでていたり、海芋農家の畑が広がり始めます。
それぞれの海芋農家は畑を開放していて、観光客は4本で50元、8本で100元などというふうに、自分で選んだ海芋を摘み取り買って帰ることができます。もちろん、買わないで緑と白の絨毯のなかで思う存分写真をとるカップルや家族連れも多く、そこらじゅうで楽しげな笑い声が響いています。イベントの中心地は竹子湖と呼ばれる地区で、そこまで小型バスもでています。
が、せっかくの陽明山、のんびりと山道を散策しながらいくのが一番! 山の空気を味わいながら、広がる緑の木々の景色を眺めぶらぶら歩いていくと、やがて目の前一面に白い海芋が広がります。その光景は絶景です。畑のそばには、山菜や地鶏などを中心に食べさせるレストランもたくさんあり、花を摘んだ後は美味しいものを食べ、さらに陽明山からの夜景を楽しむこともできます。
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