台湾ブライダルは
屋外撮影でスター気分
2004年5月14日
最近、台湾の都会では伝統的な結婚式を見かけることが少なく、その多くが日本と同じように西洋式になってきています。お料理は中華料理ですが、装いも花嫁はドレス、花婿はスーツ、と洋式。
少し変わっているのは婚約式は女性方が、結婚式は男性方が行い、婚約式の席上で男性側の出席者は式の半ばでこっそりと退席しなければいけないそうです。女性側は男性側の出席者たちが席を立つときには、声をかけずに気づかないフリをしなければいけません。
結婚式では、式の最後に花嫁がくれる飴を女性は7粒もって帰ります。一日一粒づつ一週間毎日たべると花嫁にあやかって結婚することができるとか。私もやったことがありますけど…結果はまだでていません。
そしてなにより台湾で結婚、といえば真っ先に思い浮かぶのが結婚写真の撮影です。日本のようにかしこまって一枚二枚写真を撮るのとは大違い! 気に入った衣装をとりそろえ、屋外に思い出となる景色を求めて飛び出します。海をバックに、山をバックに、夕陽をバックに…はたまた他人の豪華な屋敷をバックにするのもオッケイ! 台湾は自然や歴史的建物が多いので風景の選択肢もたくさんです。プロのカメラマンたちがいろいろアドバイスをくれるので表情もポーズもスターなみにばっちり決まります。
台北では、中山北路二段と中正紀念堂の周囲にブライダルフォトを撮ってくれる専門店がたくさんあります。値段は店やセット内容によってまちまちで、数万元程度しますが、アルバムやVCD、名刺大のカードなど様々な形にしてくれます。せっかく可愛く綺麗にとれた写真は何十枚選んでも選び足りないようです。写真は結婚式の招待状にも使われていたりしてとっても可愛いです。
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