台湾の離島シリーズ第1弾
珊瑚と温泉の緑島
2005年5月15日
全体では九州ほどの大きさの島である台湾ですが、その周辺には観光地として名高い、いくつかの小島があります。その島々の中から、先ず、手軽さと過ごしやすさで人気の高い「緑島」をご紹介します。
台湾東部の台東から船で1時間弱ほどのところにある緑島は、全周がおよそ16キロメートルほどで、中央部は標高300メートルに満たない山となっています。島内にはタクシーか走っていないので、観光する人のほとんどがレンタル・バイク。一周の道のりは意外と起伏が激しく、青い海沿いを走っていたかと思うと、島でありながら山を中心とする緑島ならではの木々に囲まれた緑の山道になったり…と変化に富んでいます。
島の周囲は浅い珊瑚礁で、ダイビングやシュノーケリングを楽しむ人々がたくさんいますが、台湾の海はとても綺麗なので、海に入らなくても、浜辺からでも、その澄んだ海底が良く見えます。
この島で、一番有名なのが「朝日温泉」。海と一体化するように海に面して作られた温泉は、絶好の朝日スポットで、温泉につかりながら水平線から昇る朝日を楽しむことができます。島内には、安い民宿がたくさんあるので、ゆっくり一泊して、早朝早めに起きて温泉につかりに行く…それが緑島流の楽しみ方のようです。
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