小火車に乗って日の出と森林浴の旅!
阿里山
2005年7月14日
二千メートルを越える山々が連なる阿里山の国家風景区は、日の出が楽しめるスポットとして大人気。その中でも阿里山森林遊楽区は、年末はもちろん夏は避暑を兼ねて週末ごとに多くの観光客でにぎわいます。
阿里山へのアクセスは、台湾中部にある「嘉義」という街から「小火車」に揺られること5、6時間ほど。「小火車」とは、日本統治時代に木材運搬のために整備された鉄道で、今では観光用の小さな列車の路線として活躍しています。「小火車」に揺られながら車窓を眺めていると、南国気候であらゆる南国フルーツを目にすることができる「嘉義」から、どんどん標高が上がっていく様子を目の当たりにすることが出来ます。
阿里山森林遊楽区は、空気が澄んだ森林地帯に遊歩道が設けられており、神木や湖を巡る散策をすることができ、夜には静かな森林の中で綺麗な星空を見ることも出来ます。そして翌朝には、日の出を見るために暗いうちから起き出して準備を始めます。
日の出スポットは、「小火車」で展望区に上がるか、各ホテルがオプションで準備している日の出鑑賞ツアーに参加するかどちらかが多いようです。山から昇る日の出は、ほんの数十秒程度の出来事。雲海に囲まれた山の頂から、まぶしい光の球が浮かび上がってくる様子は、まさに絶景。太陽が昇りきり、緑の山々が爽やかな朝日に照らされる様子もまた絶景。眠気もどこかに飛んで行きます。
森林浴から雲海、夕焼け、星空、朝日そして「小火車」までもが楽しめる阿里山への旅は、一度でお得感満載のお勧めスポットです。
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