必ず誰もが訪れる
高雄の派手派手観光地・蓮池潭
2006年12月17日
まだ一度も紹介していない、台湾第2の都市・高雄。高雄にもたくさんの観光地がありますが、今回はその中でも、誰もが必ず訪れる派手な観光地「蓮池潭」をご紹介します。
高雄の左営区に位置する蓮池潭は、美しい山々を水面に映す大きな湖です。しかし、その湖の周囲には色彩豊な、それはそれは派手な廟や塔が建ちならんでいます。まず一番最初に眼に入るのが、大きな口を開けた龍と虎。そして、その背後に聳え立つ7層の塔「龍虎塔」。この龍と虎が口を開けた様子は、まさに高雄といえばどのガイドブックにも載っている光景で、これを見るだけで「高雄に来た!」と心の底から実感できます。
中を参観するときは、「龍の口から入って、虎の口から出る」ことが必須です。これはココに限らず、どこの廟でも吉祥を象徴する龍から入り、災いを落とすため虎の口から出ることが慣わしとされています。ただし、正殿との位置関係により、一般的に多くの廟が、訪れる人から向って右側に龍が配置されているのに対し、こちらは左側に龍が配置されていますので、くれぐれも入口を間違えないようにしてください。
また、龍と虎の内壁には、人物画や地獄の様子などが色彩豊に描かれています。塔は上まで登ることができ、風に吹かれながら湖の様子を一望することが出来ます。
その「龍虎塔」の隣には、更に派手に龍に乗った観音様と「春秋閣」が待ち構えています。黄色い壁に緑の屋根は、「龍虎塔」と似たつくりですが、こちらの塔は3層ほどと低め。もちろん、こちらの龍も、がばっと大きな口をあけており、くねくねと続く龍のお腹の中を通って行くことが出来ます。龍の中も水色を基調として、それはそれは色彩豊な絵が続いています。
|