インターネット
2004年4月21日
この1年くらいの間で、ハノイの若者達の間にインターネットが急速に普及しました。今では彼らの日常生活にすっかり溶け込み、なくてはならないものになっています。とは言っても、ベトナムではパソコンはまだまだ高価な買い物。自宅で自分のパソコンを使って楽しむと言うわけには行きません。しかし、そのぶんインターネットカフェが普及しています。
数年前までは、外国人旅行者をターゲットにした店が、安宿街や一部の繁華街にあるくらいでした。しかし、ADSLサービスが始まった去年の夏ぐらいから、市内の大学や高校の周辺をはじめ、旅行者など絶対行かないような庶民の町にまで、至る所にインターネットカフェが出現しはじめました。
ある学生に聞くと「クラスの誰もがメールアドレスを持っています。連絡事項は一度で全員に行き渡るし、遊びの約束も電話を使うよりはずっと楽です。」また、下町に住むある学生は「2ヶ月前まではネットをするには少し足を伸ばさなければダメでした。でも、今では家の近くだけでも何軒もインターネットカフェがあります」。
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