若者に大人気のPT 2000
こちらはNINO MAXX
チャン・ニャン・トン通りのシャツ専門店
こちらはジーンズ専門店
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ファッション今昔
2004年5月21日
ブライダル事情を書こうとしたのですが、オフシーズンのため写真を撮る機会がなく断念。そこで、今回はハノイのファッション情報今昔をお伝えします。
ここ数年、若者達のファッションへの関心が急速に高まり、考え方も大きく変わって来ました。たとえば洋服を買う場合、これまではできるだけたくさんのお店をまわり、気に入った商品を見つけると値段交渉をし、一番安くしてくれるお店から買いました。そんなとき、ブランド等を気にすることはまずありませんでした。
また、あるいは生地のみを買い、馴染みの仕立て屋さんで自分の好みに仕立ててもらうと言うのも一般的でした。そんな当時のハノイのファッション街と言えば、ハノイ一の生地屋街フン・カック・コアン通りと、やはりたくさんの生地屋さんが入るホム市場につながるチャン・ニャン・トン通りでした。この通りにはオーダーメイドの有名店や、若者向けのジーンズやシャツを扱う小さなお店がぎっしりと軒を連ねています。
しかし、いま最先端のおしゃれを楽しむ若者達の向かうお店はここにはありません。それはサイゴンから進出して来たニューブランド。代表格はハン・バイ通りの「PT 2000」やハン・ボン通りの「NINO MAXX」。これらのお店は、店構えや商品のディスプレイがこれまでのハノイのお店と格段に違います。置いている商品もオリジナルのみ。価格はシャツが100,000〜200,000ドン(約800〜1,600円)。ジーンズ、パンツが200,000〜300,000ドン(約1,600〜2,400円)。ハノイの若者達にとっては少し手の出にくい値段ですが、それでも大変な人気です。
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