成吉思汗
2004年7月21日
飲食店の栄枯盛衰激しいハノイですが、7月初めにまた、新しいタイプの店「成吉思汗」がチュオックバック湖畔にオープンしました。
ジンギスカンと言えば、鉄鍋で焼きながら食べる羊の焼肉料理を指すのが一般的ですが、さすがに、まだまだ食に関して保守的なハノイでは、羊肉だけだと客が集まりそうにないからか、牛、豚、鶏も揃え、ブッフェ形式で客が好みの肉と野菜を選びます。
ブッフェ形式自体はそんなに珍しくありませんが、他のブッフェとひと味違うのは、生の食材を客が選び、味付けも客が自分でして、写真のような巨大な鉄板を使ってその場で焼いてもらうところです。野菜はトマト、タマネギ、キャベツピーマン、もやしなど8種類。味付けは醤油、オイスターソース、チリソース、各種油、料理ワイン、にんにく水、生姜水などです。
天井の高い、明るく広々とした店内も斬新です。食べ放題で、ディナーが大人15万ドン(約1000円)、ランチが9万5000ドン(650円)、食材の種類はほとんど変わらないのでランチがお得です(子供は約半額)。この料金で、焼き肉以外にも、焼き飯やチキンカレー、モンゴル風肉野菜炒めなどのブッフェも楽しめます。飲み物は別料金で、アルコールはビールのほかにカクテルやワインも豊富です。
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