F4では最初にソロ・コンサートを開くヴァネス・ウー
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2006.5.2
恵比寿ガーデンルーム(恵比寿)
いよいよ音楽活動にも乗り出したF4。残念ながら、4人揃っての来日公演はお預けとなりましたが、ヴァネス・ウーが先陣を切って、本人にとっても初めてのソロ・コンサートを東京で開催することになりました。そのコンサート発表記者会見で急きょヴァネスが来日。ソロ・コンサートへの期待とファンへの感謝の気持ちを語ってくれました。
会見はまず、今年3月に行われた香港コロシアムでのF4香港ライブの映像からスタート。ヴァネスが間違えて、その前にステージに出かかったのはご愛嬌。本日の司会は、昨年9月のヴァネスのファン・ミーティングで司会を務めたルーシー・ケントさん。ヴァネスのネイティブである英語での記者会見となりました。映像が終わって、いよいよヴァネスの登場。
ヴァネス「皆サン、コンニチハ。ワタシハ、ヴァネス・ウーデス。マタ、日本ニ…コラレテ…(笑)コレテ、ウレシイデス。…コラレテ…ココデ…クウコウデ! クウコウデ、タクサンノファンニ、迎エラレテ…ウレシカッタデス。ヨロシクオネガイシマス(笑)」
一生懸命、覚えた日本語で話す姿に会場は大拍手! 司会のルーシー・ケントさんに発音を誉められると
ヴァネス「ゴメンナサイ…」
たどたどしかったけど頑張っていたヴァネスに、さらに拍手喝采。この後、再びスクリーンで香港ライブのリハーサル風景とヴァネスのソロ部分のハイライトが流れ、ファッションにもこだわる面が映し出されます。今回のライブでの肉体美に
司会「コンサートのために鍛えたのですか?」
ヴァネス「舞台には興味があるので、毎日トレーニングをしています」
ここからはまず、ファンを代表してルーシーさんからの質問タイム。
司会「日本に来る楽しみは?」
ヴァネス「日本には滞在するのが好きで、買い物や食べものも人々も素晴らしいです。前回は仕事で来たのですが、ファンは暖かく迎えてくれたし、仕事のスタッフも非常に素晴らしかった。おかげで、とても快適でリラックスして過ごすことができました。ありがとうございます」
司会「ファンミーティングの時は、ヴァネスさんのファンに対する愛を感じましたよ」
ヴァネス「あの時は素敵な時を過ごしました。皆さんにお会いするのを楽しみにしていましたし、日本で仕事ができるだけでも光栄でした。もう一度お礼を言います」
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最初はちょっと緊張していたヴァネス。トークが始まるとだんだんリラックスしていつもの表情に。
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司会「今回はF4メンバーとしても、またヴァネスさん自身にとっても初めてのソロ・コンサートですが、抱負は?」
ヴァネス「ほんとうに興奮しています。ずっとソロ・コンサートをしたかったんです。今回は日本で最初にやる機会に恵まれて、その夢がかないました。日本でコンサートをやりたい人たちはたくさんいるし、簡単にできることではありませんよね。なので、とても光栄だし興奮しています」
司会「コンサートのタイトルとなっている『VAN-DALISM in Tokyo』というのは?」
ヴァネス「vandalism というのはあまり前向きな言葉ではないのですが(笑)スラング風に使ってみました。僕の名前 Van Ness Woo と Van-dalism は、最初の3文字が同じだし…。根底には、ヴァネスが東京のちょっとした刺激になるという意味あいがあります」
※ちなみに vandalism というのは「文化芸術破壊・野蛮」という意味。語源は、5世紀頃にローマ文化を破壊した種族「ヴァンダル人」から来ており、彼らのように文化や自然を破壊する行為をさす。ヴァネスの場合は、既成概念を覆すという意味あいで使っているのでは?
司会「3月のF4ライブではヒップホップ、ロック、バラードに、日本語の歌も披露してくれましたが、今回はどんな歌を披露してくれますか?」
ヴァネス「新しい歌もありますが、今までに歌った古い歌をリメイクしてリフレッシュさせるのも面白いのでやるつもりです。基本的にダンスや歌やステージでのパフォーマンス、そして観客と一体になれるのが好きなので、ステージでは僕のすべてを出そうと思います。きっとすごいショーになって、皆さんに楽しんでいただけると思いますよ」
司会「昨年9月のファンミーティングでは、予定にないダンスを披露してくれました。今回もダンスはいっぱいですか?」
ヴァネス「ダンスフロアで目覚めたいくらいです(笑)。ダンスは13歳の頃から情熱を持ってやっていました。いろんなダンスを披露するつもりなので、楽しいショーになるでしょう」
司会「司会「じゃあ、私たち観客も踊るんですね?」
ヴァネス「ええ、そのとおり!」
司会「先日のコンサートではファッションでも目を楽しませてくれましたが、今回も衣装は凝る予定ですか?」
ヴァネス「次のコンサートでも、主にロックンロール・バリーエーションの衣装を持って来るつもりです。基本的にはこの前に演ったものですが、僕が情熱を注いでいるのはロックンロールやヒップホップ調のものです。きっと、気に入っていただけると思います」
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