ひさしぶりの来日となったイ・ヨンエ
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2006.5.8
NHKスタジオ112(渋谷)
2004年10月からNHK-BS2で1年間放送され、昨年の10月よりNHK総合で放送中の韓国大ヒットドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』で、主役のチャングムを演じるイ・ヨンエが、ドラマのプロモーションのため来日。公開番組の生出演とファン・ミーティングの前に、NHKのスタジオで記者会見が開かれました。
前回の来日から数えると、ほんとうにひさしぶりの来日。その間、香港でもチャングム大ブームが起きたのは、香港レポートでお伝えした通り。このチャングムフィーバーと映画『親切なクムジャさん』のPRで世界を飛び回っていたのに、日本へはなかなか来てくれないなあと思っていたら、まさにドラマが前半の女官編から後半の医女編へと入る節目に来日してくれたのでした。
司会は韓流特番でお馴染みの小野文惠アナウンサー。そして、ついに登場したイ・ヨンエは終始にこにこと笑顔を絶やさず、これからファンと久しぶりに接する喜びを隠しきれないという風情で声も弾み、子どものようにうきうきした様子でした。以下、彼女の発言部分では、満面の笑顔を想像しながらお読みください。
司会「日本では今、チャングムが大人気なんですよ」
ヨンエ「ミナサマ、オハヨウゴザイマス(笑)。お会いできてうれしいです。『宮廷女官チャングムの誓い』が終わってからもう2年ほど経つのですが、このように皆さんが応援してくださってありがたいです。こんなに人気があるんだったら、あの時もっと頑張ればよかったです(笑)。日本、韓国と国を超えて、素晴らしいドラマが人気を得たことをとてもうれしく思います」
ついに感激の対面! しっかりと握手をかわしています。
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司会「イ・ヨンエさんから見た『宮廷女官チャングムの誓い』の魅力は?」
ヨンエ「一番の魅力は人間と愛、ヒューマニティとラブだと思います。人間としての基本となる道徳を描いているので、国境や言葉を超えて幅広い人気を得たのでしょう。このドラマには専門用語も多く、難しい部分もありますが、各国で支持されたのはうれしいことですし、私自身もドラマを通じて様々なことを学びました」
司会「短い滞在とは思いますが、今回の来日でやってみたいことは?」
ヨンエ「5年ほど前に『春の日はすぎゆく』、その後に『JSA』のPRで来日したのですが、その頃からずっと私を覚えていて、応援してくださっているファンの皆さんに再びお会いして、感謝の気持ちを伝えたいというのが一番大きな目的です。5年もの間、変わらず応援していただき、昨日は空港まで迎えに来てくださった方もいて、ほんとうに感謝しています」
司会「様々な映画でも活躍なさっていますが、今、日本ではチャングムと呼びかけられるかもしれません。戸惑いはありませんか?」
ヨンエ「いいえ。皆さんがドラマを見て感動してくださったということですから、うれしく思います」
司会「その他に日本で楽しみたいことはありますか?」
ヨンエ「今回はかなわないと思いますが、温泉が好きなので、次回は家族と静かに温泉に行きたいです(笑)」
司会「日本では先日、ドラマの前半が終了しました。後半の見所を紹介してください」
ヨンエ「後半も見所がたくさんあります。韓尚宮が死んで前半が終わりますが、後半にも超えなくてはならない山場や試練があります。視聴者の皆さんがご自分の人生と対比させながらご覧になるのも面白いでしょうし、ドラマの中のイ・ヨンエは大変そうだなあと想像していただくのも面白いのでは(笑)」
ここから、記者による質疑応答に入ります。
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