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ASICRO FOCUS file no.48

『深海 Blue Cha Cha』リー・ウェイ来日記者会見

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TVドラマで人気のリー・ウェイ(写真拡大
2006.5.11
華流Festa! Cafe(渋谷)


 8月19日より公開される『深海 Blue Cha Cha』で、映画デビューを飾ったリー・ウェイ。少し前になりますが、5月にPR活動で来日し、F4ファンの皆さんにはお馴染みの「華流Festa! Cafe」で早めのミニ記者会見を開きました。公開に合わせて、その時の模様をお伝えします。質疑応答は事前に集められた質問をもとに、司会進行の形で進みました。まずは、日本語混じりのご挨拶から。

 リー「ミナサン、コンニチハ。ボクハ、リーデス。日本に来られてうれしいです。ウレシイ…(と、なるべく日本語を話そうと努力中)」

 司会「これまでにも来日していますが、日本人の印象、日本のファンの印象は?」

 リー「最近は日本でのお仕事がいろいろあるので、来日するチャンスがぐっと増えました。来るたびに毎回うれしく思っています。プロ意識の高い方たちと一緒なので仕事はスムーズだし、おいしい食べ物もあるし。ファンの方たちも、とても熱心に応援してくれて感謝してます。とにかく日本は大好きなので、とてもうれしいです」

 司会「『深海 Blue Cha Cha』へ出演を決めた動機は?」

 リー「役者として、様々な経験を積み重ねて成長したいと思ったから。チェン・ウェンタン監督は素晴らしい方なので、いろんなことが学べました」

 司会「この作品が映画デビューですが、役作りはどのようにしましたか? 演じる上で、注意したことや難しかったことは?」

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ロンゲだとややキムタク風にも見える?
 リー「役に取り組む前の準備が、一番大きなウェイトを占めます。監督といろいろ話し合い、お互いに充分理解し合ってから役作りを進めていくことが重要です。シャオハオは、工場で現場主任をやっている役なので、工場での所作が大事。なるべく自然に見えるよう工夫しました。一番気をつけたのは、形だけでなく心を演じること。役柄の魂をつかむことに気を遣いました」

 司会「これまで主にTVドラマで活躍されてきましたが、ドラマと映画で、演じる上での精神面や役作りの違いがあれば教えてください。」

 リー「俳優として取り組む上では、ドラマも映画も基本的にはそんなに差がありません。違いはというと、映画は90分くらいの短い時間の中ですべてを表現します。集中して役に取り組み、短い撮影期間の中で、役柄を充分に考えて演じることができます。ドラマは撮影期間がかなり長いので、その間にテンションを保つことが大切になります。それにドラマの場合は、まるで戦争みたいにバタバタと、1日にものすごい数のシーンを撮影します。なので、映画の方がわりと気楽に取り組めました。演技の面では、テレビでは直接的なわかりやすい演技が求められますが、映画の場合は細かいディテールをしっかりと表現することが求められるので、演じる上での違いは大きいと思います」

 司会「撮影中の印象的なエピソードをお聞かせください。ターシー・スーさんやルー・イーチンさん、レオン・ダイさんたちとの共演はいかがでしたか?」

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複雑なアユーとの暮らしに徐々に戸惑っていく姿を、
自然体で好演。(c)Green Light Film Litd.

 リー「特に印象的だったのは高雄の街です。とても素敵な面白い街でした。待ち時間がたくさんあったので、ゴーカートで遊んだり、温泉に行ったり、おいしいものを食べたり。とても楽しく過ごしました。レオン・ダイさんとは絡みのシーンがなくて残念。ルー・イーチンさんとはコーヒーを飲んだり、空き時間にいろいろな話をしたりしました。ターシー・スーさんとは、役柄上、二人ともほとんど暗い感じでした。彼女は役に没頭していて、普段の空き時間もアユーになりきっていたので、二人とも冗談も言わず、暗い雰囲気を保っていました(笑)」

 司会「今後、挑戦してみたい役柄はありますか? 今後の出演作や活動について教えてください」

 リー「具体的なアイデアは持っていません。様々な違うタイプの役に挑戦し、経験を積み重ねて成長していきたいです。演じる役を選ぶ時は脚本が大事。いい脚本、いいスタッフに巡り会った時、いい映画が撮れるんだと思います。なので、役柄については自然に任せて選んでいきたいです。これからの計画はいろいろあって、テレビと映画と半々くらい。下半期はテレビも映画も新しいものに出る予定です。それと、7月には新しいアルバムを出します。プロとしていろんなことに挑戦し、活躍の場を広げていきたいし、日本語もしっかり勉強して、日本でも活躍できるようたくさん努力していきたいと思います」

 ドラマに映画に音楽に…と、さまざまな可能性に意欲を見せるリー・ウェイ。今後の作品、そしてこれからの成長ぶりが楽しみです。


作品紹介ページ公式サイト2005年の東京国際映画祭来日時
更新日:2006.8.10
●back numbers

記者会見の表記
司会
リー(リー・ウェイ)
●リー・ウェイ直筆サイン入りプレスブックを1名様に!
プレゼントします。ご希望の方は「お名前・送り先・電話番号・アジクロへの感想」を書いて「深海プレゼント」のタイトルでメールをお送りください。
*締切:9月3日24時着
profile
リー・ウェイ
李威/Lee Wei
1980年7月9日生まれ。01年にリン・ヨンウェイ(林佑威)とアイドルデュオ WEWE を結成。ドラマ「天使少年」「青春六人行」「トーストボーイ・キッス」で一躍人気者に。02年にはWEWEとしてアルバム『Happy Day』を発表、03年にはソロデビューも果たす。ドラマを中心に主に俳優として活動し、『深海 Blue Cha Cha』で映画初出演。日本でも華流スターとして注目されている。
works
drama
・天使少年(01)
・青春六人行(01)
・トーストボーイ・キッス
 (02)
・トーストボーイ・キッス2
 (02)
・明星学園 Part5(02)
・ツルモク独身寮(03)
・極速伝説(04)
・求婚事務所/第4章(05)
・我的武林男女(05)
・車神/Track(05)
・極速伝説2(06)

movie
・深海 Blue Cha Cha(05)

album

Happy Day

Happy Day
(02)
WEWEのデビューアルバム

迷彩

迷彩
(03)
初のソロ・アルバム

photo book

流浪心世界
流浪心世界
(05)
*日本版も2006年発売予定


関連サイト
・リー・ウェイ日本公式サイト
・李威国際公式サイト(会員制)