2006.8.24
SHIBUYA-AX(渋谷)
ケン、ヴァネスとF4メンバーの単独来日が続いていますが、8月は仔仔ことヴィックがやって来ました。今回の来日は、10月に発売予定のプライベートDVDとソロ写真集のプロモーション。企画段階から自分も関わったというDVDには、故郷・宜蘭での映像も納められており、記者会見では、撮影時のエピソードや大好きなカレー話など、愉快なトークが繰り広げられました。残念ながら、今回はウェブ媒体での写真掲載が不可となってしまいましたので、会見時の模様をたっぷりとお届けします。
まず会見の前に、ステージ正面のスクリーンで「F4 Forever 4 香港ライブ」の映像が流れます。ヴィックの名場面集に続いて、いよいよ本人の登場。この日のファッションは、光沢のある黒いズボンに、同じく黒のビロード風ジャケット。ワンボタンで前を留め、下は白いシャツ。胸元はペンダントが隠れる程度に襟を広げていました。胸のポケットには白いチーフ。靴は黒。シックです。
最初のご挨拶に続いて、今度はヴィックも座ってスクリーンを観ながら、DVD撮影中の部分映像を観賞。その後、司会による質問でトークが始まりました。
司会「F4としては全世界初のプライベートDVDとなりますが、撮影時の印象やエピソードを教えてください」
ヴィック「DVDの仕上がりは、今、自分で観てかっこいいなあと思いました(笑)。とても満足しています。撮影中のスケジュールや段取りは全部教えてもらっていたのですが、恩師との再会だけは聞いてなくて、内緒だったんですね。それで、まさか中学校へ行ったら、恩師と再会するとは思っていなくて…。今の映像を観ても、僕の表情はほんとにびっくりしてますよね。演技より上手いでしょ(笑)」
司会「DVDの観て欲しいポイントを教えてください」
ヴィック「今回は、自分にとってもすごく楽しい体験でした。普段やりたかったことを、DVDの撮影を通して全部実現できたからです。プライベートな素顔の自分を見せています。デビュー以来、一度は故郷の宜蘭に戻って、昔過ごした街でしばしノスタルジーに浸りたいと思っていました。今回はそれが実現できて、素晴らしい体験でした。皆さんには素顔の僕、真実の僕を観ていただけたらと思います」
司会「今回のDVDは、映画『化粧師』や『精霊流し』で有名な田中光敏監督が、監督を務めています。情感豊かな映像美で知られていますが、日本の監督と初めてお仕事をされて、どうでしたか?」
ヴィック「とても素晴らしかったです! 田中監督は大好きな監督さんです。現場ではいつも笑っておられるのですが、目には何か新しいものを引き出してやろうという期待がこもっていました。台本はありましたが、僕がそれ以上のことをやると、いつも『よかった!』と拍手してくれたり、心から喜んでくれて…その瞬間は、監督も子どものような表情になっていました(笑)」
司会「故郷の宜蘭はどんな街ですか?」
ヴィック「大都市ではなくて素朴な町です。高層ビルはそんなにありませんが、美しい山や渓流などがあり、自然の美しいところです」
司会「6月にトンネル(雪山トンネル)ができて、台北から1時間になりましたよね?」
ヴィック「そうです。すでに開通しています。宜蘭へ行くのはとても便利になりましたので、皆さんもぜひいらしてください(笑)」
司会「温泉もありますよね?」
ヴィック「あります。中でも世界的に珍しい蘇澳という温泉があり、そこもおすすめです。温泉だけでなく、今お話した蘇澳には冷泉もあります。まず温泉に入った後で、冷泉に浸るのもいいと思います」(*台湾レポートでもご紹介しています。)
司会「今回、DVDではカレーも料理されたとか。スタッフの間でも評判でしたが、いかがでしたか?」
ヴィック「ファンの皆さんの期待に応えて、特別にカレーのコースを作るエピソードを盛り込みました。自分でも試食しましたが、スタッフも試食して、とてもおいしいと言ってくれました。あ、でも困ったことが…実は日本でカレーが好きだと公言したので、ファンの皆さんがカレーをたくさんプレゼントしてくれて、カレー攻めに遭ってます(笑)。前回、4人で日本へ来て写真集を撮った時は、箱入りのカレーを何箱もいただきました(笑)。まだ1箱残っているので、皆さんどうか送らないでください(笑)」(会場笑)
司会「母校での恩師との再会はどうでしたか?」
ヴィック「びっくりして、ショックでした。8年ぶりなんです。もちろんその間に、同級生から『先生が同窓会に来て欲しいと言ってたよ』とは聞いてましたが、まさかあそこで会えるとは思ってもいませんでした。でも、カメラが回っていたので、そこは意識して冷静を装っています(笑)。冷静に見えるよう演技したんですが、内心は驚いていました。8年ぶりなので、僕の記憶よりも先生は歳をとったなあと思いました(笑)。それは素直な印象です。僕も25歳になり、これから歳をとっていくので、人生の方向性をしっかり決めたいと思いました」
司会「学生時代はどんな学生でしたか?」
ヴィック「スポーツが大好きで、よくクラスの代表として、リレーやジャンプ競技に出場しました。当時の性格は、今もそうですが、仲のいい友人とはよく笑ったりしゃべったりするのに、先生や目上の人に会うとうまくコミュニケーションできなかった。とてもシャイだと思われていました。今でも初対面で目上の人に会うと、礼儀知らずとか口下手と思われるようです(笑)。でも、そこが僕のかわいいところでしょう(笑)。僕みたいに素朴な人は少ないですよ(笑)」(会場笑)
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