2006.7.3
銀座東武ホテル
かつて日本でも大活躍していたビビアン・スー。ここ数年は台湾を拠点に、香港や中国大陸、韓国と、アジアを舞台に活躍を続けています。そんな彼女が、最新主演作『靴に恋する人魚』のPRで5年ぶりに来日。一足早い7月に記者会見を開きました。
司会「今日着いたんですよね?」
ビビアン「はい。着いたばっかりです」
司会「ゆっくり歩いてらっしゃいますが、足はもう大丈夫ですか?」
ビビアン「2月に外反母指の手術を受けまして、今4ヶ月くらい経って、前は車椅子でしか歩けなかったんですけど、今はちゃんと歩けます」
と日本語で話すビビアンは、ハイヒールではなくサンダルをはいていました。
司会「日本にいらしたのは、何年ぶりくらいですか?」
ビビアン「えー、何年ぶりかなあ?4年?5年?…そんなあ〜、みんなビビのこと忘れたかなあ(大笑)」
いえいえ、そんなことはありません。香港や台湾の映画で、そして最近は韓国でも活躍しているビビアンの姿を、アジクロ読者なら知っているはず。この後、質疑応答に入ります。
Q:日本を離れて4年間、台湾ではどんな活動をされていましたか? また、この映画の撮影期間に、アンディ・ラウさんとはお話をしましたか?
ビビアン「4年ぶりの日本語で下手になっちゃったので、真剣な話の時は北京語にします(笑)。(以下北京語で)この4年間は自分のアルバムを作り、台湾だけでなく香港、マレーシア、中国大陸に行ったりしてました。作詞もやっていて、他のアーティストの方に詩を書いたり、それから映画やTVドラマも撮影しました。
アンディ・ラウさんとは昔同じレコード会社だったので、その頃からすごくよく面倒をみてくださってました。今回は彼の映画に出ることができ、作品もとても満足してくださってます。それから、アンディさんはこの映画でナレーションをしています。アンディさんは、ほんとに子どもから大人までに愛されているスターなので、そういう意味でもぴったりのナレーションだったと思います」
Q:ひさしぶりの日本の印象は?
ビビアン「(気持ち良さそうに深呼吸して)はあ〜、気持ちよかった。(大声で)ただいま〜!の雰囲気ですね。(以下北京語)日本語はちょっとだめになっちゃったけど、飛行機を降りてすぐ日本の空気を吸ったら、もう、うれしい、うれしい、うれしい、って感じでした。夕べはぜんぜん寝てないんですが、今もすごく絶好調です」
Q:滞在中にしたいことは?
ビビアン「焼肉が食べたいです(笑)。ブラックビスケッツの頃、1週間に3回くらい焼肉に行かなくちゃいけなくて…すごく焼肉大好きです。後は、会いたい人もいっぱいいて、仲いい人もいっぱいて…(以下北京語)『ウリナリ』の頃、うっちゃん・なんちゃんとか、たくさんいい友だちがいたので会いたいです」
Q:キャイ〜ンは覚えてますか?
ビビアン「覚えてますよ〜。大好きです」
Q:ウドさんが結婚されたのは知ってますか?
ビビアン「知ってます。千秋から聞きました(笑)」
Q:感想はいかがですか?
ビビアン「おめでと〜! 幸せになって欲しいですね」
Q:台湾でも日本のニュースは流れていると思いますが、ビビアンさんが気になったニュースや話題は? 最近、華流といって、台湾の若手俳優が人気ですが。
ビビアン「(北京語)すごくうれしいです。お互いに互いの国のことがよくわかりますし。特に私が初めて来た頃は、子どもたちが『台湾ってどこ?』て感じだったんですが、きっとこれからはもっともっと台湾のことを知ってもらえるので、うれしいです。それから、台湾ではよく日本の映画を観ていました。ニュースは、華流が日本でとってもブームだというのを聞いて驚いていました」(続きを読む)
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