アンディ・ラウ v.s. アン・ソンギの名優対決も見物!
(『墨攻』2/3より公開)
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●来日ラッシュ第一陣!
レオ様たちより一足先に来日するのが、『墨攻』のアンディ・ラウとアン・ソンギ。ジェイコブ・チャン監督や女優ファン・ビンビンと一緒にやって来ます。
本作は日本の作家、酒見賢一氏の小説『墨攻』をコミックとして翻案した漫画版『墨攻』がベースとなっており、ジェイコブ・チャン監督が長年の思いを結実させたもの。墨家という、あまり知られていない武術集団にスポットをあて、彼らに救いを求めた小国の王とたった一人で助けに来た男、大軍を率いる敵方の将校の知略を尽くした頭脳戦が見所です。韓国の名優アン・ソンギは、吹替えなしで北京語にも挑戦しています。
こちらはプレミア上映での舞台挨拶を経て、大阪でのPR活動も予定されています。東京ではサプライズ企画も用意されているようなので、ファンの方は公式サイトをチェックしておきましょう。続いて韓国からやって来るのが、映画PRとしては『甘い人生』から約2年ぶりのイ・ビョンホン。新作『夏物語』の宣伝活動で、ヒロインのスエ、チョ・グンシク監督と共にやって来ます。
69年のカップルを演じるイ・ビョンホンとスエ
(『夏物語』1/27より公開)
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『夏物語』は、独身を通した老教授が初恋の人を探す物語。1969年の夏に、田舎で出会った女性との心ときめく思い出と、その後に起こった悲劇が、当時の社会背景を交えてせつなく描かれます。やんちゃな学生時代を演じるイ・ビョンホンのお茶目ぶりも見どころ。そして、老教授は彼女を見つけることができるのか…。
こちらは記者会見が開かれますので、『墨攻』の舞台挨拶と合わせて、あらためてご紹介したいと思います。お楽しみに。
スヒョンさんを演じるイ・テソンとマーキー(右)
(『あなたを忘れない』1/27より公開)
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●日本とアジアのコラボレーション
ここ数年で元気になってきた日本映画のリメイクも盛んですが、今年はアジアの俳優やスタッフとの合作映画も目立っています。まずは、新人俳優イ・テソンが主演に抜擢された『あなたを忘れない』。2001年1月に新大久保駅で、線路に落ちた人を救おうとして犠牲となった、イ・スヒョンさんをモデルに描いた青春ラブストーリーで、釜山や東京、大阪を背景に、恋や友情、挫折、夢などを交え、みずみずしく爽やかな作品となっています。日韓とも助演陣も見所で、日本と韓国の違いがいろんな角度から実感としてよくわかる点でも、おすすめの1本です。
2月公開の『素敵な夜、ボクにください』は、青森を舞台にしたカーリング映画。吹石一恵扮する女優の卵が、有名になるために人気韓流スターと一夜を共にしたと思ったら、そっくりさんのカーリング選手だった…というライト・ラブコメディ。スターと選手役をキム・スンウが二役で演じ、笑えます。こちらも来日予定あり。またGWには、イ・ジュンギ主演のリメイク映画『フライ・ダディ』と共に、宮崎あおいと共演した『初雪の恋 〜ヴァージン・スノー』も公開予定です。
中華圏では、1月末公開予定の『どろろ』のアクション監督を、『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』シリーズや『HERO』のチン・シウトンが担当しており、こちらも見逃せません。また、夏頃に公開予定の『夜の上海』では、本木雅弘がヴィッキー・チャオやディラン・クォと共演。また、江口洋介が台湾のスタッフ&キャストとがっつり組んだ『シルク』も年内公開予定です。
公開の近いものを中心に、駆け足でご紹介してきましたが、今後も公開予定の注目作品は増えて来るはず。この特集のリストにも随時付け加えていきますが、アジクロシネマの方もマメにチェックしてくださいね。
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