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五月天(メイデイ)初の東京ライブ Mayday BORN TO LOVE live in Tokyo

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写真提供:PROMAX/撮影:山路ゆか(拡大して見る)
Mayday BORN TO LOVE
live in Tokyo

2007.5.28
Shibuya O-WEST(渋谷)

 台湾を始めとする中華圏で、今最も人気のある若手ロックバンドが五月天(メイデイ)。97年にデビューアルバムが大ヒットし、一躍台湾を代表するロックバンドになった彼らですが、メンバーの兵役のため、01年の夏から2年間、活動を休止。しかし、03年8月の復活コンサートで衰えぬ人気ぶりを発揮し、昨年末に発売された新譜『為愛而生/Born To Love』で台湾ツアーを敢行。10万人を超える動員数を達成し、いよいよ日本へとやって来ました。

 五月天が初めて日本でライブを行ったのは、活動休止直前の2001年8月に北九州で開催された「GLAY Expo 2001」。復活後も、昨年末に大阪でファンミーティングとライブを開いています。日本にも根強いファンを持つ彼らですが、東京でライブを行うのは今回が初めて。しかもいつもとは勝手が違う、小さなライブハウスでの演奏。だからこそ、本来のバンドライブの醍醐味が味わえるというもの。同時に、至近距離で五月天を堪能できるまたとない機会でもあり、期待に胸を膨らませ、五月天の初東京ライブに行ってまいりました。


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写真提供:PROMAX/撮影:山路ゆか
 定刻を20分ほど回ってからの開演。場内が暗転し、ファンの熱気と大声援の中、メンバーが黙々とステージに登場します。ステージは向かって左から、黄色いギターのモンスター、茶のベースを持ったマサ、ボーカルのアシン、ブルーのギターのシートウ、そして背後にドラムのミン。その横にはコーラス兼キーボードが2名控えています。

 そして、一言の挨拶もなくいきなり演奏へ突入。ノリノリの「ワイルドクレイジー」で始まり、「孤独の終わり」では観客を「ヘイ!ヘイ!」と煽ります。続けて「人生は海のよう」「強情」をじっくり聴かせ、アルバムタイトル曲の「Born To Love」では、ステージが赤いライトで染まりました。

 さらに、モンスターとシートウのジャムセッションをフィーチャーした「香水」、「おじいさんの古時計」風イントロで始るソフトバラード「天使」と続き、大ホールで聴くとステージ映えしそうな王道ロックバラード「小さなことだけど」、ミラーボールが回転した「一千の世紀」へと続きます。ここまでなんと、ぶっ通しの9曲は迫力がありました。休まずに歌い続けるエネルギーはさすが。(続きを読む)


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更新日:2007.7.6
●back numbers
Mayday BORN TO LOVE
live in Tokyo

2007.5.28
Shibuya O-WEST
19:20-21:20
rundown

・瘋狂世界
 /ワールド・クレイジー
・終結孤單/孤独の終わり
・人生海海/人生は海のよう
・倔強/強情
・為愛而生/BORN TO LOVE
・香水/香水
・天使/天使
・最重要的小事
 /小さなことだけど
・一千個世紀/一千の世紀

(mc)

・離開地球表面(新曲)
・我又初戀了/First Love?
・戀愛ing/恋愛進行形
・軋車/モーター・ロック

(solo session)

・志明與春嬌
 /ピーター & マリー
(mc)
・聽不到/聞こえない
(mc)
・[敢/心]人/馬鹿

encore
・温柔/やさしさ

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