RAIN'S COMING 06/07
RAIN WORLD TOUR IN TOKYO
東京公演レポート
2007.5.25
東京ドーム(水道橋)
デビューから5年、若干25歳にしてほぼアジア全域を制覇し、いよいよアメリカ本格進出に王手をかけている Rain の「RAIN'S COMING 06/07 RAIN WORLD TOUR IN TOKYO」へ行ってまいりました。しかも、場所は東京ドーム。ここでアジアのスターがソロコンサートを開くのは初めてのこと。当日は、Rainを歓迎してか雨模様でしたが、詰めかけた観衆は4万人(公式発表)と、ここ日本でも注目度と人気の高さを見せつけました。
アリーナ席は大勢のファンで埋め尽くされていましたが、開幕直前には人気サッカー選手やSMAPのメンバーなど有名人もぞろぞろと入場し、どよめきと歓声が起こる場面も。平日ということもあり、スタートはかなり遅れ、定刻を30分ほど過ぎて場内が暗くなりました。
ステージ構成は、中央にシンボルマークの付いたカーテンがおりていて、前面に半円状のステージが突き出しています。両脇にも大きなスクリーンが2つ。暗闇の中、それらのスクリーンに水と雨をモチーフにしたオープンニング映像が流れ、潜水艦が接近! すると、中央ステージにあるモニターの脇が開いて、その潜水艦からRainが登場するという趣向。会場は一気にヒートアップします。
いつもの帽子にサングラス、ラフなストリート風ファッションで登場した Rain は、まず「It's Raining」でスタート。続いて半円ステージを練り歩き「Touch Ya」で観客を煽ります。ダンサーたちが登場している間、しばし消えたかと思うと、今度は下から登場して「Why of All Things」。衣装はグリーンのインナーに紺のロングコートへと変わっていました。
ここでやっとMCタイム。「東京の皆さん、こんばんは! 盛りあがってますか?」と日本語で語りかけ、サングラスをはずして流れる汗を拭えば、いつもの Rain の爽やかな笑顔。「OKです。いきましょう!」に続いて「Handshake」。スクリーンには、歌詞の日本語訳が映し出されています。
中央のステージは2段構造になっており、大小3つのスクリーンに様々な映像が映し出され、いろんな風景に変わる仕組み。前に観たコンサートでは、これがストリートになったりして舞台的演出がされていましたが、今回は映像とリンクし、映像と出入りするという立体的な演出となっています。「Erased Face」では、中2階にあるステージで女性ダンサーと激しくからみ、そこから下にストンと退場。
ここからしばらくは、映像+衣装を替えて登場のパターンが続きます。再びサングラスをかけ、ブルーのつなぎで登場して「Don't Stop」。ノースリーブに白いベストとグローブで「Me」。次の映像では和太鼓が登場し、リズムに合わせてしなやかに動く手のダンスも。そして下から登場したRainは、黒いパンツに情熱的な赤いジャケット姿。「Tango」のイントロで踊り、カラフルなドレスを着た女性ダンサーたちと「Bad Boy」を歌い踊ります。
ここで再びMCタイム。激しいダンスの後はさすがに「あついです」。それから「僕の大好きな言葉」ということで、ハニーを意味する「チャギア」という言葉を皆に教え、連呼する場面も。ファンは恋人ということかな?
続く「11 Days」では椅子が登場。ジャケットを脱いで帽子をかぶり、椅子に座ってスーッと滑るダンスを披露。次のMCでは「僕の彼女を紹介します」と言うので、おいおい…と思っていると、それは女性ダンサーたちのこと。セクシーな女性ダンサーたちと「I like You Again」。3曲目は「皆さんがよく知っている曲です」と帽子をキャップに変えて「I Do」を歌い、手拍子が。歌い終わると、右手をうやうやしく下げて一礼し、退場していきました。(続きを読む)
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