意外にも日本公式ファンミは初めてのジェイ
(c)2011 JVR music. JayChou.asia
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2011年1月、台湾のスーパースター、ジェイ・チョウ（周杰倫）の日本公式ファンクラブ
「JayChou asia」HPがオープン。そして6月26日、東京国際フォーラム・.ホールCにて、初めてのファン・ミーティング「Magical Shower」JayChou asia Start UP Meeting が開催されました。
当日、約1500人収容の会場は3階席までびっしりの爆満状態。ジェイらしく、男性ファンの姿もちらほら。イベント司会は、ジェリー・イェンのファンミで華流ファンにすっかりお馴染みとなった赤平大さんと、自らもジェイの大ファンという乙黒えりさんが担当しました、
ちょうどこの時期、ジェイが初監督したドラマ「パンダマン 近未来熊猫ライダー」、ハリウッド・デビュー作『グリーン・ホーネット』、ファン待望の初監督映画『言えない秘密』、さらにリン・チーリンと共演した未公開作品『トレジャー・オブ・エンペラー/沙漠の秘宝』のDVDが続々リリース。また、ジェイが武神を演じた『酔拳/レジェンド・オブ・カンフー』も公開となり、各宣伝会社の担当さんたちが結集。オープニング・トークとして宣伝合戦が繰り広げられました。
この日、台風の影響で飛行機の到着が遅れたため、「実はジェイさんはまだ到着していません」と緊張感あふれるアナウンス。ピンチヒッターとして、やはりジェイのファンで彼の歌を日本語でカバーしている女性シンガーソングライター、AO AKUA（アオ アクア）さんが登場し、「髪如雪」の日本語カバーを披露しました。オリエンタルなメロディは日本語にもぴったりで素敵でした。
続いて、ジェイと合唱したい曲としてファン投票で選ばれたという「稲の香り」を皆で練習。「よくこんな難しい歌を選びましたね」と赤平さんもびっくりのスローラップが入ったかわいい曲なのですが、AKUAさんの指導でサビの部分をちゃんと歌えるように練習していました。もっとも、この選曲には理由があるのですが、それは後ほど。
さて、いよいよジェイが到着。まず控室の様子がモニターに映し出され、ジェイがステージへと歩いてくる様子も。そして大歓声の中、「霍元甲」をバックにジェイがステージ中央に登場します。本日のジェイはファンミーティングらしく、オフ・モードのひげ面。通訳はお馴染みの周さんです。
左より司会の赤平大、乙黒えり、通訳の周さん、ジェイ・チョウ
(c)2011 JVR music. JayChou.asia
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今回はコンサートでも映画のPRでもないファン・ミーティングということで、すっかりリラックスモードのジェイ。「リラックスして楽しくやりましょう！」という言葉とおりに、公式サイトで募った質問に答えるトーク・コーナー、続いて抽選ボックスから座席番号を選んで直に質問に答える「教えてJay」のコーナーで、ファンとのやりとりを楽しみました。
映画やドラマの監督もこなすジェイ。以前から「ドラえもん」の実写版を作ってみたいとよく話していますが、PVのロケ地候補に「シャーベイツー（下北沢）」を挙げたのは意外。また、見た目草食系なのに、吉野屋の牛丼が大好きで『グリーン・ホーネット』の撮影中はよく通っていたというのも驚きでした。
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続いては、ファンとゲームを楽しむ「Magical Shooting」。ステージに子ども用のバスケットゴールが用意され、選ばれたファンたちが壇上へ。それぞれ、カラフルな特製バスケットボールが渡され2回ずつゴールに挑戦します。ゴールが決まれば賞品をゲット。2投目はジェイに代わってもらうことができるので、1投目で失敗した方は皆さんジェイにお願い。責任重大のジェイはほとんどのシュートをキメましたが、失敗してもボールにサインしてくれたので、最後は全員サイン入りボールをもらっていました。
その後はファンミ恒例、会場のファンをバックにステージ側からの記念撮影。そして、ピアノが登場し、いよいよお待ちかね。歌のコーナーです。
やはりピアノを弾いている時が一番ご機嫌のジェイ
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「今日は皆のリクエストに応えるよ」と尋ねるとあちこちから「安静！」の声が。そこで、日本語でのアレンジも交えた「安静」を即興披露。続いて日本の曲をということで「荒城の月」や久石譲の『もののけ姫』のテーマをじっくりと聞かせ拍手喝采。ノッてきたところで得意の早弾きが始まり「熊蜂の飛行」と「トルコ行進曲」のアレンジミックス。前の晩『言えない秘密』を観て予習をしてきたという赤平さんは、この生演奏にぐっとハートを掴まれた様子。そして、弾き語りでアレンジしながら歌ってくれたのは「染付の花瓶（青花瓷）」。途中、ボイスパーカッションが入り、盛り上がりました。
そして最後は、カラオケをバックに「稲の香り」をファンと大合唱。実はこの曲は、08年の四川大地震の時に作曲されたもの。今回は東日本大震災で被災した日本の皆さんを応援し、音楽の力で勇気づけたいというジェイのたっての願いもあり、合唱曲に選ばれたのでした。幸せを願って歌われたこの愛らしい曲、途中でジェイの「皆サン、ガンバッテ」の励ましもあり、難しいラップ部分も頑張って歌っていました。
これがコンサートだったらいいのになあ…と思っている内に、ファン・ミーティングは終了。秋頃には新譜のリリース予定があること、来年の春頃公開予定の映画（役柄は退役軍人とか）を撮っていること、そして待望の来日コンサートについては「来年やりたい」と楽しみな情報を伝えて去っていきました。
1日あけて28日は大阪でもファン・ミーティングを開催。質問タイムは大きなサイコロを振って質問が決められたようです。また、ファンとのゲームは大阪らしく、たこ焼きの中味を当てるゲームだった模様。リクエストでは「不能説的秘密」を歌っています。
大阪公演でのジェイ (c)2011 JVR music. JayChou.asia
ジェイといえば、やはりなんといってもピアノと歌。このところ、スクリーンでお目見えする機会が多いジェイですが、07年の日本武道館での来日公演からはや4年。来年こそはぜひとも、コンサートでお会いしたいものです。
▲JayChou Magical Shower 2011 ▼ミニ記者会見 ▼Peter Ho & AK
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