すでに「追いRRR」を満喫している熱狂的なインド映画ファンから、今回がインド映画初見だという映画ファン達まで様々な感想が溢れかえっていますが、その中でも「スポーツ観戦みたいな興奮だった!」「印象的な音楽やダンス、男たちの熱い友情を目の当たりにして静かに鑑賞できるはずがありません…!」「声を出すことを必死にこらえながら観ました、静かに観るのがつらい」「なんとか応援上映を復活させてください!」と応援上映を望む声がSNS上で続出。
そこで、そんなファン達の声にお応えし抽選で集まっていただいた80名のRRRファンの皆様と共に、1夜限り、3年振りとなる「発声OK」の応援上映を実施致しました。イベント実施時の感染症対策の基本ガイドラインに則った上で、さらに会場内の席は一席空け、席の移動やスクリーン以外の方向を向いての発声禁止、など厳格なルールを入念に参加者に説明したうえで本イベントは実施されましたが、その中でも参加者はラーマになりきったコスプレやインドのサリー着用、そしてナートゥダンスのサスペンダー、またペンライト、小太鼓、さらにナートゥダンスに欠かせない金属のおぼんなど思い思いの準備をしての参戦!
会場に集まったファンは、映画が始まる前からRRRへの愛と応援魂に火がついており、本編前に監督の名前や配給会社のロゴが映った段階から「ラージャマウリ監督ありがとー!」とスクリーンにめがけて大きな声が飛び交います。その後も、劇判や音楽が流れるたびに楽曲を太鼓やタンバリンで奏でる生演奏スタイルが発生!さらにラーマの登場シーンでは赤色のペンライト、ビームの登場には青のペンライト、をかざすなど、初めての応援上映とは思えないペンライトのシンクロ!ビームとラーマが橋で運命的に出会うシーンでは、それぞれに声援を送ったり、物語の展開やセリフに合わせて「頑張って、ラーマ、ビーム!」と合いの手を入れたり、映画に負けず劣らずの熱量で応援。
話題沸騰中のナートゥダンスのシーンでは、金属のおぼん&ドラムスティックでラーマがナートゥのリズムをたたき出すと、会場内でも金属のおぼん&ドラムスティックでナートゥのリズムがスタート! 音楽に合わせて指笛やペンライトを振ったりとまさにお祭り騒ぎ! 最後のダンスバトルでは「ラーマ!」「アクタル!」(※ビームの偽名)とそれぞれの応援合戦もはじまり熱気は最高潮に! まさに会場全体でもう一つの作品を創り上げているような一体感に包まれ、3年ぶりの「発声OK」応援上映は大熱狂のうちにイベントは幕を閉じました。
配給会社ツインでは劇場での応援上映開催も検討中で、感染症の対策含め、今後劇場と調整していきたいという意向とのこと。応援上映、さらにそれに加え紙吹雪を劇場内で散らしながら鑑賞するインド映画ならではの、最上級の応援上映「マサラ上映」が実施できる日に向けて、映画『RRR』未見の方は、映画を「観る」のではなく、まさに「全身で浴びる」至極の映画体験を楽しんでほしいもの! そして、すでにRRRを体感している方々には、1度では観きれない本作の魅力を様々な環境での「追いRRR」で隅々まで堪能していただきたいです。
(11月4日(金)某所にて/公式レポートより)
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