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asicro interview 04

更新日:2004.10.11

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決勝大会のステージで歌うリッチー。
右は昨年度の最優秀賞受賞者。


●映画について

 A「今年大きな作品が2本続き、東京国際映画祭では『ブレイキング・ニュース』が上映されますが、その時はまた来日されますか?」
 「来たいのですが、この後すぐに、韓国で映画の撮影(ジングル・マー監督の『韓国攻略』)があり、続いてアメリカでのコンサートツアーがあるのです。でも、東京国際映画祭は世界の4大映画祭の1つでとても重視していますので、時間があれば来たいと思います。そうできれば、とても光栄です。」
 A「では、ひょっとしたら来ていただけるんですね?」
 「はい、時間があれば。ふふふ…(笑)」

 A「映画では広東語が上手になられましたが、広東語は難しいですか?」
 「80%くらいです(笑)。」(8割方はマスターしてると思う、という意味)
 A「香港での映画撮影が多いですよね?」
 「はい。」
 A「今年のお正月映画『花好月圓』のようなロマンチックなコメディと、『ブレイキング・ニュース』のようなハードなアクションとどちらが好きですか?」
 「両方とも面白いんですが、アクション映画の方は、アクション部分が難しくて苦労することがあります。その分だけ、できあがった時にはすごく達成感みたいなものがあって、それがちょっと違うところです。」

 A「ミシェール・ヨーさんとの『シルバーホーク』(原題『飛鷹』)でのアクションは凄かったですが、大変でしたか?」
 「とても疲れました。毎日練習しました。」
 A「ミシェールさんと同じような動きをしていましたよね?」
 「毎日体のあちこちが痛くて…。」
 A「怪我はしましたか?」
 「はい。」
 A「あまり怪我をしたりする映画に出ると、歌う時に困りますね?」
 「はい。」(ここで「ウッ」と痛い表情をしながら歌う真似)

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写真にサインをしてくれるリッチー。

●音楽について

 A「では歌の話ですが、どんなタイプの音楽が好きですか?」
 「ロックです。ライブやコンサートなど大きな会場で歌う時は、ロックの方が合っているので好きです。プライベートではいろんな種類の音楽を聴きます。昔、DJをやっていたことがあるので、いろんな音楽を流していましたから。」
 A「DJをやっておられたのなら、音楽に詳しいんですね?」
 「たくさん聴かないと音楽を本当に理解する事はできないので、なるべくたくさん聴くようにしています。」

 A「リッチーさんの歌い方はとても独特ですが、台湾でも特別なのでしょうか?」
 「はい。よくそう言われます。僕の歌い方は他の人とは違うので、歌いにくくて覚えにくいんです。」
 A「でも、とてもいい声ですし、日本人が好む声だと思います。」
 「(ヘヘヘ…と照れながら)謝謝。」


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第7回日中カラオケコンクール
決勝大会

2004年9月17日
練馬文化センター(東京)

 今年で第7回を迎えた日中カラオケコンクール。語学テキスト『聴く中国語』でお馴染みの日中通信社が「歌を通じた日中友好」のために、98年から始めたこのイベントの特徴は、日本人が中国語の歌を歌い、中国人が日本語の歌を披露すること。昨年はゲストに香港からレオ・グー(古巨基)を招き、今年は台湾のリッチー・レンと、エンターテイメント度もアップしています。

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 さすがに決勝大会とあって、全国から集まった出場者の皆さんの衣裳やパフォーマンスもさることながら、歌の実力もなかなかのもの。最優秀賞を受賞した日本人男性には、特別賞として1年間の中国留学チケットも授与されました。

*日中通信社公式HP
●リッチーが歌った曲
・對面的女孩看過来
 *昨年の最優秀賞受賞者とデュエット
・燭光
・[女尓]是我老婆
・愛的路上只有我和[イ尓]
・傷心太平洋