リッチーにインタビューできたのは16日の夕方、滞在先の新宿にあるホテルの喫茶室。約20分という短い時間でしたが、歌や映画について、今後の予定など…いろんな質問に答えてくれました。インタビューに入る前に、まず皆さんからお送りいただいたメッセージを贈呈。ニコニコとうれしそうにメッセージを読む笑顔が印象的でした。
●日本について
A「今回、初めて日本で歌いますが、感想はいかがですか?」
R「これまではプライベートで来たり、以前に映画の撮影で来たこともあるのですが、今回、公式では初めて皆さんの前で歌うのでとても興奮しています。」
A「日本にはよくいらっしゃるのですか?」
R「そんなに多くはないですが、時間があったら来て、日本では何が流行しているのかをチェックしています。」
ここで、最近マセラティの90周年祝賀キャンペーンモデルに選ばれた記事を思い出して、
A「リッチーさんは車がお好きなんですよね?」
R「はい。」
A「カーレースをやったりするのですか?」
R「車ではなくオートバイでやります。バイクで東南アジアのモトクロスレースなどに出ています。」
日本での活動直後は、ローマでの祝賀キャンペーンイベントに出席したリッチーですが、車よりもバイク好きということを強調したいようでした。
A「日本でコンサートをやってみたいと思いますか?」
R「実は計画があったのですが、その頃にSARSが流行ってしまい、中止になったんです。もともと計画していたことなので、機会があれば、今やっているコンサートの形式を日本に持って来て、同じようなコンサートを開きたいと思います。」
A「ぜひ、いらしてください。」
R「アリガトウ。」
●歌手と俳優
A「映画にもたくさん出演されてますが、映画のお仕事と歌のお仕事とのバランスは?」
R「最近、映画撮影が続いて(『シルバーホーク(原題:飛鷹)』『ブレイキング・ニュース(原題:大事件)』『花好月圓』など)映画の比重の方が重くなっていたので、今後はできればうまい具合にバランスを取りながら仕事していきたいと思っています。」
A「俳優と歌手とではどちらが楽しいですか?」
R「両方とも同じように楽しいです。お金のためにやっているのではないので、どちらも楽しんでいます。」
A「自分は歌手だと思いますか? 俳優だと思いますか?」
R「う〜〜〜〜。(悩む)」
A「選べない?」
R「はい。歌を歌う時は、自分の気持ちを表現して歌います。それで皆さんに感動を与えて、自分も感動する。映画の場合は、他人の人生を演じます。(歌を歌う)自分の部分と(演じている時の)他人の部分とでは、同じ感動でも中味が違うので…」
A「両方楽しんでいる?」
R「そうです。」