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頭文字<イニシャル>D

監督:アンドリュー・ラウ、アラン・マック
原作:『頭文字D』しげの秀一(ヤングマガジン/講談社)
脚本:フェリックス・チョン
撮影:アンドリュー・ラウ、ライ・ユウファイ、ン・マンチン
音楽:コンフォート・チャン
編集:ウォン・ホイ
キャスト:ジェイ・チョウ/鈴木杏/エディソン・チャン/ショーン・ユー/アンソニー・ウォン/チャップマン・トウ/ケニー・ビー/ジョーダン・チャン

2005年/香港
日本公開日/2005年9月17日
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル・SR/109分
配給:ギャガ・コミュニケーションズ
(c)2005 Media Asia Films
2005年 台湾金馬奨
 最優秀助演男優賞(アンソニー・ウォン)
 最優秀新人賞(ジェイ・チョウ)
2006年 香港金像奬
 最優秀助演男優賞(アンソニー・ウォン)
 最優秀新人賞(ジェイ・チョウ)
 最優秀音響効果賞(曾景祥)
 最優秀視覚効果賞(黄宏顯、黄宏達、張仲華)
2006年 香港金紫荊奬
 最優秀助演男優賞(アンソニー・ウォン)
 編集賞(ウォン・ホイ)/最優秀音響効果賞(曾景祥)
頭文字<イニシャル>D
(頭文字D/Initial-D The Movie)

story

 藤原拓海(ジェイ・チョウ)は豆腐屋の父親・文太(アンソニー・ウォン)と二人暮らしの高校生。毎朝、AE86(通称ハチロク)に乗って、まだ暗い秋名山の峠を越え、豆腐を運んでいる。もの凄いスピードで、しかも豆腐を壊すことなく。だが、自分のドライビング・テクニックが父親譲りのずば抜けたものだということを、彼はまだ知らなかった。

 幼なじみのなつき(鈴木杏)は拓海にずっと好意を寄せていた。無口でオクテの拓海は、ある日、なつきから海辺のデートに誘われ有頂天になる。だが、なつきには秘密があった。

 親友・樹(チャップマン・トウ)の父(ケニー・ビー)が営むガソリン・スタンドでアルバイト中、拓海はGT-Rに乗った中里毅(ショーン・ユー)と出会う。「秋名山の神と勝負したい」彼は場所と時刻を指定して去って行った。「秋名山の神」とは、かつて伝説の走り屋としてならしていた拓海の父・文太のことだった。

 無謀にも樹が「秋名山の神」を名乗り、拓海を誘って秋名山へ出向く。そこで拓海は高橋涼介(エディソン・チャン)と出会い、やがては須藤京一(ジョーダン・チャン)らと対戦することになっていく…。

●アジコのおすすめポイント:

かっこよくて爽快で、それでいて胸がキュンとせつなくなる物語。最大の見所はもちろん体をはったカーバトルシーンですが、平行して描かれる父と息子の話や初恋の行方も丁寧に描かれており、若い男女はもちろん、大人の男女が観ても微笑ましく懐かしく、そして繰り返し観たくなること間違いなし! 全編に流れる音楽も印象的でサントラもお薦めです。
クリップ1号の特集と巻頭特集も合わせてどうぞ。

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