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2005.8.30
パーク ハイアット ホテル(東京)
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前列左よりエディソン・チャン、ジェイ・チョウ、ショーン・ユー、後列左よりアラン・マック監督、アンソニー・ウォン、鈴木杏、チャップマン・トウ、アンドリュー・ラウ監督
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イベントとプレミア舞台挨拶の翌日、新宿パークハイアットホテルにて「ジェイ・チョウ・デビュー記念ミニライブ付記者会見」が開かれました。かなり早めにホテルへ着くと、広場にハチロクを発見! そして、カメラマンの姿も…どうやら撮影準備中の様子。後、1、2分遅れて到着していればジェイにも遭遇できたようです。
記者会見では前日に顔を見せなかったアラン・マック監督も加わり、総勢8人の会見となりなした。まずは、ご挨拶から。
アラン「また皆さんにお会いできることができ、またこの作品をこれから日本の皆さんに観ていただくことになり、うれしく思います」
アンドリュー「今回は完成した作品を日本に持ってまいりました。私たちスタッフ一同、力を結集して作った作品ですので、仕上がりには大変満足しています。皆さんにもぜひ、気に入っていただけたらと思います」
ジェイ「オツカレサマ。ワタシハ、ジェイ・チョウ、デス。この映画を気に入っていただけたら大変うれしく思います。日本に来られてほんとうにうれしいです」
鈴木「こんにちは、鈴木杏です。ほんとにかっこいい映画になっていて、これはこのチームじゃなきゃできなかった作品だと思います。これからもこんな風に、日本と他のアジアの国が一緒に一つの素敵な作品を作ることができたらいいなあと思えるような、そんな凄い作品になっているので、たくさんの方に観ていただけたらと思います」
エディソン「この映画のプロモーションで、あちこちに行かせていただきました。香港だけでなく、上海、北京、マレーシア、タイ、そして今回は日本へ来ましたが、日本での反応がすごくいいことを願っています」
ショーン「ワタシハ、ショーン・ユー、デス。ヨロシクオネガイシマス。前回は『インファナル・アフェアII/無間序曲』の宣伝で日本に来ましたが、こんなに早くまた日本に来て、新作『頭文字D』を紹介することができてうれしく思います。ぜひ皆さんに注目していただけたらと思います」
アンソニー「コンニチハ。この映画は間違いなくいい映画です。今回、日本では配給や宣伝など、各方面で皆さんからの応援をいただきましたので、ぜんぜん問題はありません。ただ一つ問題があるとすれば、今回、私がショッッピングできるかどうかです」 (場内笑)
チャップマン「昨日の夜、『頭文字D』日本語版を観させていただきました。日本語の吹替をしてくださった方々には感謝したいと思います。すごくよかったです。特に、鈴木杏さんの吹替はすごくよかったです。(場内爆笑)吹替がとても気持ちよかったので」
今日も愉快なトークが炸裂しそうです。
この映画を撮ることになったきっかけは?
アラン「私が一番最初に『頭文字D』という作品を知ったのは1995年、10年前です。もちろんその間に、いろんな様々な監督がこの作品をぜひ撮りたいという話は聞いていました。まず『クルマ』というテーマが面白いと思います。そしてストーリー自体も中国の武侠映画に近いものがあります。例えば、あるレーサーがとても才能があるのに、まだ自分でそれに目覚めていないというような話です。この2つの要素が私たちにとっては大変魅力的で、二人で撮ることになりました。また10年の間に、まだ誰もこの映画を撮っていないというのは、私たち二人にとっては大きな挑戦だと思いました。幸い、この作品はやっと完成に漕ぎ着けましたので皆さん応援をお願いします」
藤原文太の若い頃の写真はご自分のものですか?
アンソニー「ソウデス」(場内笑)
自分の若い時と比べて、今回の若い俳優達の演技はどう思いましたか?
アンソニー「皆、若い者同士ですごく楽しかったです」(場内爆笑)
コミュニケーションはどのように取りましたか? この映画で、一番お気に入りのキャラクターは?
鈴木「カタコトの英語と日本語とボディ・ランゲージと、やはりときには通訳の方の力を借りて、それでもすごくたくさんコミュニケーションが取れたので、現場もとても楽しかったです。キャラクターで一番好きなのは、これはナツキちゃんが入ってるからかもしれないんですが、やっぱり拓海くんがかっこいいなあと思います」
今回も新鮮なビジュアルスタイルですが、他では絶対やっていないような新しい工夫や撮影があれば教えてください。
アンドリュー「今回こだわったのはリアリティです。リアリティを引き出すために、撮り方はとてもシンプルでした。レースシーンのスピード感を出すためには、ほんとうにスピードを出していたのです。もちろん、現在はいろんな技術が発達していますので、コンピュータ技術を活かすこともできたのですが、しかし今回はあえて、アラン・マックと相談しまして、ほんとうのレースシーンを撮るためにリアリティを追求したのです。
レースシーンを撮る時はいつも死を覚悟して、命がけで撮っていました。皆さんがご覧になる様々な素晴らしいレースシーンは、すべて私が命がけで撮ったものなのです。もう一つ強調したい重要なポイントは、私たち全員がたいへん『クルマ』が好きなんです。情熱を賭けて撮った作品です」
この命がけの撮影シーンは、日本版サントラ盤に付いているメイキングDVDで観ることができます。ほんとうにすごいことをやっていて、驚きますよ。
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