story
アナンド・インガラギ(アナント・ナーグ)が脳溢血で倒れ入院。ディーパ・ヘグデ(マーラヴィカ・アヴィナーシュ)たちが驚いて病院へ駆けつけると、25年ぶりに帰国したという息子のヴィジャエンドラ・インガラギ(プラカーシュ・ラージ)がいた。アナンドの書斎から「KGF2」の原稿が発見され、息子が語り部となる。
ガルダ(ラーマチャンドラ・ラージュ)を殺害した後、弟のヴィラト(ヴィナイ・ビッダッパ)も追い詰めたロッキーは、KGFを掌握。アンドリュース(B・S・アヴィナーシュ)やデサイ(ラッキ・ラクシュマン)、カマル(ヴァシシュタ・N・シンハ)などKGFの恩恵にあずかっていた悪党たちを邸宅に集め、皆の上に君臨する者として登場する。動揺が広がる中、ロッキーはコネ社会を批判。デサイの娘リナ(シュリーニディ・シェッティ)も強制連行し、自分の娯楽として手元に置くことにする。
ロッキーは鉱山労働者たちを解放し、労働環境を劇的に改善させた。服と家と薬を分け与え、労働者たちの支持を得て地位を盤石なものにする。様々なインフラも整備し、KGFを巨大な工業地帯に育て上げた。また、外界からの侵略に備え、ロッキーを慕うファルマン(シャラン・シャクティ)たち若者500人を兵士として訓練。旧KGF警備の総司令官として恐れられたワナラム(アイヤッパ・P・シャルマー)を懐柔し、射撃の教師にして砦を守らせた。
さらに、鉱山が9つあることを突き止め、2年で掘り尽くすことを宣言。自分も皆と共に汗を流して働き、さらに尊敬を集めた。邸宅で丁重に扱われながらも反抗していたリナは、そんなロッキーの姿を見て好感を抱くようになる。奴隷時代に自分を庇って殺された男の娘には、シャンティ(平安)という名を付けてあげた。
ニューデリーへでかけたロッキーは、かつてのボス、シェッティ(ディネーシュ・マンガルール)を驚かせる。さらに政府要人を賄賂によって取り込み、中央から目を付けられることを回避していた。しかし、KGFの資金援助を受けていたグルパンディヤン(アチユト・クマール)から強硬派のラミカ・セン(ラヴィーナー・タンダン)に政権交代となり、CBI(中央捜査局)長官のラーガワン(ラーオ・ラメーシュ)たちが動きだす。
一方、ガルダに殺されたはずのスーリヤワルダン(ラメーシュ・インディラ)の弟、アディーラ(サンジャイ・ダット)が生きていた。KGFに潜入した彼にロッキーは撃たれてしまう。亡き母(アルチャナ・ジョーイス)の夢を見ながら眠り続けるロッキー。回復した彼はリナを連れてドバイへ向かい、シェッティと対立するイナヤト・カリール(バーラクリシュナ)と取引を成立させる。
さらに、下積み時代の仲間カシム(ハリーシュ・ライ)に「機は熟した!」と連絡。準備していた行動を開始させる。ロッキーの反撃が始まった…。
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