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ストリートダンサー

ストリートダンサー(Street Dancer 3D)

監督:レモ・デソウザ
物語:レモ・デソウザ
脚本:トゥーシャー・ヒラナンダニ、ファルハド・サムジ
撮影:ヴィジャイ・クマール・アローラ
編集:マナン・アジャイ・サガール
美術:タンヴィー・パティル
音楽:サチンージガル、タニシュク・バーグチー
   バードシャー、グル・ランダーワー
   ハーシュ・ウパディヤイ
出演:ヴァルン・ダワン、シュラッダー・カプール、プラブデーヴァー、ノーラー・ファテーヒー

2020年/インド
日本公開日:2024年3月1日
カラー/ヒンディー語/142分
字幕:佐藤裕之
配給:SPACEBOX
©Remo D'Souza Entertainment
©T-Series ©UTV Motion Pictures
2020年 FOI オンライン・アワード
 コレオグラフィ賞
 (クルティ・マヘーシュ、ラフル・シェッティ)
2020年 ゴールド・チョイス・ムービーアワード
 助演女優賞(ノーラー・ファテーヒー)

poster


story

 2017年、ロンドン。ダンスフリークたちが集まるグラウンドゼロ大会で、優勝を目前にしたインド系移民の「ストリート・ダンサー」チームは圧倒的なパフォーマンスを見せていた。ところが、サヘージ(ヴァルン・ダワン)たちの目の前で自慢の兄(プニート・パトハック)が着地に失敗。膝を砕いてしまう。

 2年後、後遺症の残る兄にサヘージがプレゼントしたのは、一等地にあるダンス・スタジオだった。兄が子どもたちにダンスを教え、そして自分たちも練習するため。サヘージも仲間たちと「ストリート・ダンサー」を結成し、大会優勝を目指していたのだ。

 ところが、彼らのダンスは今や時代遅れ。ストリートでは、イナーヤト(シュラッダー・カプール)を中心とするパキスタン系移民の「ルール・ブレイカーズ」のダンスが挑発的で人気を集めていた。サヘージとイナーヤトは対立しながらも、お互いを意識するようになる。

 クリケットの試合を観戦するレストランでも、サヘージたちとイナーヤトたちは応援で対立し、ドーナツを投げ合うなど喧嘩になることもしばしば。レストランのオーナー、ラーム(プラブデーヴァー)を困らせていた。そんな中、イナーヤトは閉店後のレストランに入っていく人々を見かけ、衝撃的な事実を知る…。

 一方、サヘージのところには警察が訪ねてきていた。父の郷里、パンジャーブを訪れた時、怪しい男から太鼓を叩くグループ4人をロンドンへ連れて行ってくれと頼まれ、違法と知りながらも加担してしまったのだ。兄にはクリケットの賭けで勝ったと嘘をついたが、その時の礼金がスタジオ購入の資金だった。夢を膨らませる4人とは空港で別れた。

 グラウンド・ゼロ大会が開催されることになり、サヘージは兄の夢をかなえるために出場を決意。絶対に優勝するため、恋人ミア(ノーラー・ファテーヒー)が所属する優勝候補のロイヤルズと組むことにする。一方、イナーヤトは別の目的で優勝するため、実は凄腕のダンサーだったラームと組んで出場するのだが…。

アジコのおすすめポイント:

ロンドンのストリートを背景に、インド系移民とパキスタン系移民のダンスチームが火花を散らすダンスが主役のダンスバトルムービーです。それもそのはず、監督のレモ・デソウザは『ロボット』『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』『バジュランギおじさんと、小さな迷子』などで知られる著名なダンス・コレオグラファー。07年に監督デビューした後、13年から本作のシリーズ『ABCD:Any Body Can Dance』を発表。シリーズ2作目で共演したヴァルン・ダワン(『スチューデント・オブ・ザ・イヤー 狙え!No.1!!』)とシュラッダー・カプール(『サーホー』)を再び主演にしたシリーズ第3弾が本作。全シリーズに出演しているインドの伝説的ダンサー、プラブデーヴァーが本作では反目し合う二人をつなぐキーマン役で出演しています。クリケットの試合など、なにかと対立する2チームですが、共にパンジャーブ地方を故郷に持つ民族。本作では不法移民問題も盛り込まれており、それが彼らを団結させるポイントになっています。同じ移民でも成功して豪邸で暮らす家族もいれば、騙されて帰国できなくなりホームレスになってしまう人もいるんですね。そういう人たちを助ける活動家たちも紹介されております。

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▼公式サイト ▼予告編