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神社 悪魔のささやき

神社 悪魔のささやき(神社 悪魔のささやき/The Shrine)

監督:熊切和嘉
脚本:浪子想、チェ・ドゥクリョン
撮影:ソン・サンジェ
編集:クォン・ウンジ
美術:前田はなこ
音楽:イ・サンフン
出演:JAEJOOMG(ジェジュン)、コン・ソンハ、コ・ユンジュン、木野花、畑中惟吹、オ・ヨンジュン

2025年/韓国
日本公開日:2026年2月6日
カラー/シネマスコープ/5.1ch/96分/R-15
字幕:福留友子
配給:クロックワークス
©2025, Mystery Pictures

poster

story

 ソウル。祖母のあとを継ぎ、郊外で祈祷師として生きるミョンジン(ジェジュン)が経文を唱えている。だが雑念が消えることはない。彼には常に、不安な男の影があった。そして、不吉な夢を見る…。

 神戸。韓国と日本の学生たちが日韓文化交流プロジェクトを進めていた。彼らは親切な佐藤さん(木野花)の家にお世話になっている。活動拠点となっているアトリエは山奥のいわく付きの場所にあり、彼らは宗教的な遺物や骨董品を集めて展示しようとしていた。

 そんなある日、学生たちの先輩でプロジェクトマネージャーのユミ(コン・ソンハ)の妹ヒジュンの連絡がつかなくなる。アトリエへでかけた学生たちが、ヒジュンを探そうと近くにある廃神社を探索。石仏の頭が転がっており、付近には羅刹天と掘られた石があった。そして、学生たちの身に次々と怪現象が起こる…。

 ユミンが行方不明になり、傷だらけで戻ったヨンフン(オ・ヨンジュン)も何かに取り憑かれ死んでしまう。学生たちの世話をしている牧師ハンジェ(コ・ユンジュン)が駆けつけるが、なす術がなかった。ユミは学生時代の先輩ミョンジンを思い出し「神戸へ来て」と連絡する。

 早速、神戸へ駆けつけたミョンジンはユミと再会。アトリエにいる時、行方不明になっていたリョウスケ(畑中惟吹)から西区の古いトンネルにいると連絡が入る。だがトンネルへ行くと、リョウスケも何かに取り憑かれており「ラークシャサの恍惚」と呟いて死んでしまう。その魂はすぐに消え、ミョンジンは不審に思う。

 廃神社に行くと、ここでも魂を感じることがなかった。羅刹天の石を見たミョンジンは、ヒンドゥー経のラークシャサに仕えていた悪鬼の仕業ではないかと疑う。ミョンジンは、二人を案内していたハンジェ神父に教会を見せてもらうことにするのだが…。

アジコのおすすめポイント:

歌に演技に…と多才なジェジュンの久々の主演作です。しかもホラー作品のムーダン(祈祷師)役に初挑戦。日本の熊切和嘉監督が韓国のミステリーピクチャーズとタッグを組んで完成させた作品で、脚本も何度か練り直され、韓国から提供された題材を奥様と一緒に(ペンネームは浪子想)ブラッシュアップさせています。ソウルと神戸、事件は2箇所で起こっているのですが、主な舞台は神戸。あまり知られていない山奥の廃屋や廃神社、閉鎖された古いトンネル、古い倉庫などなど、いかにも何かありそうな場所で撮影されており、俳優、スタッフたちが恐る恐る撮影している恐怖が写り込んでいるかも。この辺りは、11日に開催された公開記念舞台挨拶をご覧ください。正義感の強い役柄や純情男など、振り切った演技が魅力のジェジュンですが、今回は心に闇を抱える役柄でもあり、声も低いトーンで抑えた演技をしています。このところ韓国映画界は悪魔祓いの作品が続いていますが、本作はシャーマニズムの色濃く、2022年に公開された韓国とタイの合作映画『女神の継承』の流れを汲んでいます。ゆえに事件はすっきりとは解決せず、さらにラストは衝撃的。これはもしかして、続編の可能性もありの伏線なのかしら?

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