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2026年2月11日 新宿バルト9


左より熊切和嘉監督、ジェジュン、木野花
2月6日から絶賛公開中の『神社 悪魔のささやき』。熊切和嘉監督が韓国映画界に呼ばれて念願のホラー映画に初挑戦。神戸を舞台に、日本でも人気の高いJEAJOONGことジェジュンが、これまたホラー映画初主演に挑戦しています。公開翌週の祝日、11日にそのジェジュンが来日。熊切和嘉監督と木野花も迎え、新宿バルト9にて舞台挨拶イベントが開催されましたのでご紹介します。司会進行は奥浜レイラさん。本編上映後に、ジェジュン、木野花、熊切監督の順で登壇し、まずは一言ご挨拶から。
ジェジュン「こんにちは(笑)。ミョンジンを演じたジェジュンと申します。よろしくお願いします」
木野花「こんにちは。劇場に足を運んでくださるだけで、とても嬉しくて感激してます。大家の佐藤役をやった木野花です」
監督「こんにちは。皆さん、ようこそおいでくださいました。こんなに大勢来ていただけて、映画はいかがだったでしょうか?(場内拍手)ありがとうございます。短い時間ですが、どうぞよろしくお願いします」

映画での舞台挨拶は久しぶりのジェジュン
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MC:なんと、ジェジュンさんは皆さんと一緒にお座りになって、映画をご覧になっていたんですよね。(場内から「エー!」と一斉に驚きの声)このスクリーンで観るのは、いかがでしたか?
ジェジュン「この3人の中で、僕だけですね。映画館で映画を観たのは。映画撮影が終了したあとで、けっこう時間が経っていたので、もう一回リマインドするために皆さんと一緒に座って観ていたんですけど…面白いね!(拍手)面白かったですね(笑)」
MC:皆さん、気づいてました? 誰も気づいていない! ジェジュンさん、どうやってそのオーラを隠して観てたんですか?
ジェジュン「僕ですか? ムーダンですから(笑)」
MC:木野さんは完成した作品をご覧になった率直な感想はいかがですか?
木野「自慢じゃないけどホラー映画は苦手で、ここぞってところで目を薄め、耳を塞いで観るんです。だから映画館で観てみたいような、怖くて観られないような気持ちがあり、あのちっちゃなiPadで観たのですが、それでも怖かったです。ジェジュンさんもそうですが、私にも初めてのホラー映画でした。自分で見ると、演技がちょっとオーバーなんじゃないかと。今回はホラー映画でほんとに、怖くて追い詰められて…。これまでは、あまりそういうシーン、そういう映画がなかったので、どれくらいやったらいいのかわからない。その時は、手探りで撮ってました。でも、私がどういう演技をしたのかなんてもう忘れてしまって、普通に映画にのめり込んで観てました(笑)」
MC:熊切監督、木野さんになんてことを。凄い役でしたね?
監督「はい(笑)」
MC:こんな役を木野さんも演られるんだなというびっくりもありましたし、ジェジュンさんも今回がホラー初主演。この作品は神様と悪魔の戦いを日本を舞台にして描いていますが、日本ではちょっと珍しいというか、あんまりない印象です。完成した時、監督ご自身はどんな手応えを感じましたか?
監督「もともと僕は、子どもの時に観た『エクソシスト』という映画がすごく好きで、悪魔憑きの映画とかすごくやってみたいなというのがずっとあったんですけど、日本だと文化的にそういう映画ってなかなか説得力がない。ところが今回の、韓国の人たちが日本に来てという設定だと、韓国にはキリスト教文化がありますからできるんじゃないかと思い、自分としては思い切って照れずに撮れたと思っています」
MC:公開から数日経ちましたが、監督のところには反響が来ていますか?
監督「大学の時の同級生が観てくれて「熊らしい映画だね」って言われました(笑)」
MC:ジェジュンさんは、今回はホラー映画初主演ということで、ムーダンという職業としても特殊で神秘的な役どころでしたが、実際に演じていて大変だったところ、面白かったところはありますか?
ジェジュン「うーん(と考えながら)…ムーダン、祈祷師っていうのもそうですし、シャーマニズムっていうんですかね。各国からの伝統的な文化に対しての知識があまりなかったんですね。だから、ネットでいろいろ探して、監督にもけっこう相談をしながら、ミョンジンをどうやって演じた方がいいのか、結構長い時間をかけて考えました。さっき映画を観てたら…それで大丈夫だったのかな?と。ちょっと抑え過ぎたんじゃないかなっていうのもあったんですけど、どうでしたかね?」
監督「いや、そこは大丈夫だと思います」
MC:監督とジェジュンさんはどんなお話をしたんですか?
監督「ムーダンに関しては僕より多分ジェジュンさんの方が知ってると思うので、そこは逆にお聞きしたのと、もちろん活躍するヒーローなんですけど、どっか後ろめたさがある。後ろ向きなヒーローみたいな感じのことは話してましたね」
MC:映画をご覧になるとたしかに、最後の方にはそこがなるほどと。そこがポイントになりますね。そして、木野さんが演じられた佐藤ですけど、プロジェクトマネージャーのユミや学生たちに寄り添う大家さんという役どころでしたが、どんな撮影現場の雰囲気でしたか?
木野「ほんとに大家さんみたいな気持ちでいました。若い学生役の俳優さんたちがたくさんいて、それからユミ役のコン・ソンハさんは翻訳アプリを使っていて。私は初めて使ったんですけど、通訳なしで結構おしゃべりできた。かなり込み入った話とか、ソンハさんが伝統芸能をやってる話も。だから、空き時間にはかなりおしゃべりしてましたね。それがすごく楽しかった。前からあちこちで言っていた韓国映画に出たいという私の夢もあり、熊切監督ともぜひ一度お仕事したいというのもあり、そしてジェジュンさんと共演ですから。これはもうぜひ出たいと思って出た映画なんで、幸せな時間でした。大変でしたけど、すごく楽しかったですね」
MC:ジェジュンさんは木野さんとの共演シーンで思い出に残っていることはありますか?
ジェジュン「トンネルの中が気分的に辛かったですね」
木野「トンネルね」
ジェジュン「空気が」
木野「そうそう。なんかね。モワ〜ッとした中に長い時間いるじゃないですか。で、休憩になって外に出ると、ほんとうになんか取り憑いているんじゃないかってくらいに、ちょっと怖い空間でしたよね。あれが映像にちゃんと乗って来るんだなと思って。あの洞穴とかトンネルとか、よく見つけましたね。ああいう好都合な場所を(笑)」
監督「ほんとに嫌な場所でしたよ。すみません(笑)」
MC:ロケーションはそれぞれ、ちょっと何かあるなと思わせる場所が多かったですね。お家もそうでしたし、教会も出てきましたが…。
監督「そうですね。まあ、なんというか、淀みのあるような場所を探していたので。結構、大家の佐藤さんの家とかも、半分物置で使われていた場所を片付けて…そういう、ちょっと物置ぽい場所をかなり使わせてもらっています」
MC:木野さんからみたジェジュンさんの撮影現場はどんなでしたか?
木野「(照れくさそう)ある意味、憧れの方じゃないですか。普段、お会いできない。でも、すっごく気さくに降りてらっしゃった。すごくおしゃべりした気がします。他愛のない話だったりもするんですけど、ジェジュンさんは日本語が達者でいらっしゃるから、普通にお話できたし、ちょっとね。舞い上がったり、よく内容を覚えていないんですよ。(場内笑)ジェジュンさんとお話してるって感じが、ちょっと感激でしたね」
ジェジュン「正直、僕も、あまり覚えてないです(笑)」
木野「なんだろうね。でも…ワーワー、キャーキャーと」
ジェジュン「楽しかったですね」
木野「今日は何を食べるとか、美味しいだの美味しくないだのと言いながら、他愛もなくおしゃべりしてたのがね。幸せな時間だったんです」
ジェジュン「僕も、僕も。メチャメチャ幸せでしたよ」
木野「ファンの方に申し訳ないくらいに、ほんとうに楽しかったです」(続きを読む)
▲2.11 公開記念舞台挨拶 P2 ▼作品紹介
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