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ASICRO TRAVEL file no.04

ネパールってどんな国?現地レポーターがネパールの魅力をご紹介。

エベレスト  ネパールからナマステ! ネパールのイメージって何でしょう? エベレスト。ヒマラヤの国。実は北は中国(チベット自治区)南はインドと大国に挟まれた小さな国土の中に、ヒマラヤ山脈からジャングルのあるタライ平野まで、幅広い気候と豊かな自然があり、人々の生活には宗教が深く根をおろし、多民族、多文化、多言語と様々な顔を持つ南アジアの小さな王国。それがネパールなのです。近代化の流れの中にも、伝統的なもの歴史的なものが入り混じった街の雰囲気、そして人なつこい人々の笑顔と出会うことができ、日常を抜け出して異文化に触れる新しい体験を与えてくれます。ネパールは1度訪れるとまた来たくなる、そんな国です。

おすすめスポット
祭り ●カトマンズ周辺 :世界遺産を祭りに合わせて訪れる
急速に近代化の進むカトマンズ。狭い道路には車やバイクがあふれ、大気汚染も深刻ですが、街を歩けば長い歴史を感じる古い街並み、寺院の数々、中世の雰囲気を感じさせる不思議な世界に出会うでしょう。カトマンズ盆地には7つもの世界文化遺産があり、そのほとんどは17〜8世紀の盆地先住民族ネワール族の文化を代表する建築物や寺院です。ネパールにはヒンドゥ―教やチベット仏教、民族宗教の祭りなど様々な宗教行事があります。それらに合わせて寺院などを訪れれば、祭りに参加できるだけでなく、人々の信仰と多宗教国家であるこの国の宗教的調和を目にする事ができるでしょう。

湖畔 ●ポカラ:ヒマラヤ山麓のリゾート地
ポカラは湖とアンナプルナ連峰の展望で有名な、ネパール第2の観光都市。トレッキングのスタート地点でもある街です。山登りは苦手という人でも、湖畔の宿や湖にボートを浮かべて、ヒマラヤ山脈を眺めながらのんびりとくつろぐには最高のリゾート地。貸し自転車やバイクで、ポカラ市内の見所であるチベット村や博物館、寺院や洞窟などを回ってみるのもお勧めです。ポカラへのアクセスは、カトマンズからツーリストバスで6〜7時間または国内線フライトで30、40分です。

菜の花畑 ●チトワン:先住民族の住む農村を訪れる
ネパールの南タライ平野に位置するチトワンは、ネパール3大観光地のひとつである国立公園で有名です。ホテルやレストランはあるものの、周辺はまだ開発されていない村で、12月から1月の農家の畑は一面菜の花畑。晴れていれば、その向こうには雪を頂くヒマラヤ山脈が見えます。ここには先住民族タルー族の村もあり、夜にホテルなどで行われる伝統的な踊り「スティックダンス」や村々を訪ねる「ビレッジウォーク」で、彼らの文化や生活に触れてみるのも貴重な体験となるでしょう。チトワンへのアクセスは、カトマンズからツーリストバスで約5時間。国内線フライトでチトワンの街の中心バラトプルまで25分です。

ネパール最新データ
●国名:ネパール王国/Kingdom of Nepal
●首都:カトマンズ
●人口:2321万人
●時差:-3時間15分
●民族・言語:
ネパールには60以上の民族が暮らし、その言語、方言は70以上にのぼります。公用語はネパール語ですが、観光地では基本的にどこでも英語が通じます。
●宗教:
ネパールは世界で唯一、ヒンドゥー教を国教としている国ですが、仏教、チベット仏教、イスラム教、少数ですがキリスト教など、多宗教国家でもあります。
●気候:
9〜5月は乾季。10月から12月はヒマラヤを見るにはベストシーズンです。12月から2月は朝晩が冷え込みますが、3月になると日中は初夏の陽気です。4〜5月、タライ平野では40度を超す事もあります。そして6〜8月は雨季。雨季といっても、1日中降り続く事はなく夕立ちのようなもので、観光できないわけではありません。緑豊かな亜熱帯の景色のネパールも美しいです。
●通貨と為替レート:
ネパールの通貨単位はルピー(Rp.)です。また500Rp.以下であればインドルピーの使用も可能です。1番大きな紙幣は1000Rp.ですが、500Rp.や1000Rp.は小さなお店などではお釣りに困る事もあるので、小銭があると便利です。両替所や銀行では円を両替できますが、国内線フライトチケットや一部のホテルは料金がドル表示なので、Rp.での支払いも可能ですが、ドルもあると支払いがスムーズです。2004年9月現在、10円=6.81Rp. 1円=1.47Rp. 1ドル=74.64Rp.。両替所では手数料をマイナスしたレートが表示されているのでこのレートより少し低くなります。
●日本からのフライト時間:
ロイヤルネパール航空が関西空港から週2便、直行便を運行。カトマンズまで約9時間です。その他バンコクや香港経由もあります。
●ビザ:
観光ビザが必要です。日本のネパール大使館などで取得するか、入国時に空港のイミグレーションでも取得可能。顔写真が1枚必要です。60日間の観光ビザUS30ドル。30日間につき30ドルで、150日間まで延長可能。


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更新日:2010.3.27
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