左よりケルビン、ジロー、ライ・ソチン局長、アーロン、ウーズン
昨年のF4に続き、台湾観光局の新イメージキャラクターに選ばれた飛輪海(フェイルンハイ)が来日。東京でお披露目記者会見が開かれました。この日の司会進行役は、DJでお馴染みの赤坂泰彦氏。まずは台湾観光局長の頼瑟珍(ライ・ソチン)さんがご挨拶をします。
ライ「2005年は日本から台湾への観光客が初めて100万人を超えましたが、昨年は新記録を更新し、約116万人に到達しました。今年も117万人の方にいらしていただき、感謝しております。今年は金融危機の影響で、全体的な観光客数は減っているものの、今は円高ですし、台湾は日本からわずか3時間。美食、歴史、美しい風景、人情、安い物価などが揃ったよい観光地です。台湾人は日本の観光客の皆様を、温かくもてなしています。
また、昨年はF4をイメージキャラクターに任命し、アイドルドラマを製作。ファンイベントも開催して成功させました。今年は飛輪海にバトンタッチし、より若い女性たちへ台湾観光をアピールしていきます。来年2月15日には、台湾でオーダーメイドのファンイベントを開催予定ですので、ぜひいらして下さい」
続いて、台湾駐日代表の憑寄台(ヒョウ・キタイ)氏によるご挨拶。来日前に馬総統と会い、日台の友好関係について話合ってきたというヒョウ氏。今回も来日中の首席代表のお供をしなければならない中、この記者会見にわざわざやって来られたそうです。その理由は2つ。
ヒョウ「1つ目は、日本と台湾との観光関係を強めるのが私の役目だから。2つ目は、大学生の娘から、飛輪海のサインをもらってくれないと家に入れない、と言われたのです(笑)」
と、場が和んだところで、いよいよ飛輪海の登場です。いつものように、こぼれるような笑顔のケルビンから、ジロー、アーロン、ウーズンの順に登場した4人は声を揃えて
飛輪海「皆サ〜ン、コンニチハ! 私タチハ、フェイルンハイデス!」
いつもながら、元気よく揃ってる4人です。続いてメンバーが一人一人日本語で「ワタシハ、○○○デス、ヨロシク、オネガイシマス」とご挨拶をした後、再びライ局長が登壇して、飛輪海による台湾観光局の新しいCMの紹介へ。テーマは「台湾の若さと活力」だそう。
新しいCMの上映が終わったところで、台湾観光イメージキャラクターに就任した感想をメンバーが順に述べていきます。
ケルビン「初めての経験で、とてもうれしいです。台湾の観光親善大使ということで、これを通じて各国の皆さんと文化交流など、いろんな意味での交流をすることができます。僕たちも各国を訪れて、皆さんとさらに交流していきたいです」
ジロー「台湾の観光親善大使になれて、とてもうれしいです。台湾はとても人情味のある所で、おいしいものもたくさんあります。皆さん、ぜひ台湾へ来て体験してください」
アーロン「初めてこの話を聞いた時は、ほんとうに感動したし、とてもエキサイトしました。ずっと台湾に住んでいるので、台湾のことはよく知っていますが、これを機会に、外国の皆さんにもっと台湾のことを知ってもらいたいです。ぜひ、台湾に来てもらって、たくさんのおいしい食べ物やいろんな景勝地に触れてもらいたい。そういう意味で、とてもうれしいです」
ウーズン「大変光栄ですが、責任重大でもあります。僕たちとしては、台湾の北から南まで、おいしいこと、楽しいことを、皆さんにゆっくり紹介していきたい。台湾を訪れるたびに、楽しんで返っていただきたいです」
司会「日本の皆さんにオススメしたい観光スポットを教えてください」
ケルビン「台北や高雄はすでにご存じだと思いますが、今日、僕がご紹介したいのは台中です。台中という街はとても歴史が古く、文化もたくさんありますが、一方でとても若くて新しい街でもあります。台中には湖心亭*という、湖の上に2つのつがいになった東屋があるんですよ。この街は、台湾に鉄道が開通した頃、工事が始まった時と完了した時に、いろんなイベントがありました。僕自身は台北に住んでいますが、友人と時々台中へ遊びに行きます。台中は土地計画がしっかりしていて、道路も広くてほんとうにきれいな街なんです。ぜひ、訪れてみてください」(*台中公園にあり)
あまりの詳しい解説ぶりに、司会の赤坂氏も「大変詳しく説明されましたねえ…」と感心しごく。
ケルビン「いっぱい話しましたが、なんといってもやはり、ぜひ皆さん、行ってみてください。初めての体験をすることができますから。そうすれば、僕は今このくらいしゃべりましたが、まだまだ足りないとわかります」
以後、ケルビンに触発されたのか、それぞれとても詳しく説明してくれました。
ジロー「僕がご紹介したいスポットは、中国の文化についてもっと知りたい方に絶好の場所。台北市内の北にある故宮博物院です。中には、1000年に渡る古代中国の書や絵画、青磁器、陶磁器…と、とにかくなんでもあります。僕も中学生の頃によく行きましたが、いつも凄いなあと思っていました。なんと毎月展示を変えているので、全部を観るにはとても時間がかかります。博物院の中には60万点の宝物が収蔵されているそうです。中でも特に僕が大好きなのは、翡翠で彫刻されている白菜。とても細かい細工が施されていて、まさに歴史を感じます。中国の文化をもっと深く知りたい方は、ぜひ故宮博物院へ行ってください」(続きを読む)
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