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2006.6.19
銀座東武ホテル(銀座)
春の香港映画祭以来の再会をしたディラン・クォ(左)と柏原崇
身長187cmのディランとカッシーこと柏原くんは同い歳。ブラック&ホワイトできめてきたイケメン二人が並ぶと会場も華やかなムードに。二人ともクールなルックスなのに、話すと人懐っこくて親しみやすい感じでした。(写真拡大)
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香港、タイ、日本の新鋭監督によるホラー3部作『BLACK NIGHT』の来日記者会見が行われ、香港編「隣人」で主演した台湾の人気俳優ディラン・クォと、日本編「闇」で瀬戸朝香の婚約者役を演じた柏原崇が登場。春の香港映画祭時に、本作のプロモーションで初めて会ったという二人。同じ29歳O型同士のせいか、すっかり意気投合した様子で、記者会見時も仲睦まじい(笑)仕種が微笑ましく、笑いの絶えない楽しい記者会見となりました。
まずはご挨拶から。(★ネタバレ注意マーク)
ディラン「ミナサン、コンニチハ! ディランデス。ヨロシクオネガイシマス。(拍手)日本が大好きなので、また来られてとてもうれしいです」
柏原「こんにちは。本日はどうもありがとうございます。柏原です。今日は瀬戸さんが仕事の都合で来られないということで、男だらけになってしまったんですけど、とてもいい男が隣に座っているので安心しています」
それを通訳さんから聞いたディランがすかさず
ディラン「アリガトウゴザイマス。(柏原「とんでもないです」)ダイジョウブデス」
まだちょっと緊張気味のディランと余裕のカッシー
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司会「ディラン・クォさんは昨日来日されましたが、どんなことをして過ごしましたか?」
ディラン「なんといってもサッカーの試合が気になっていました。昨日はやっぱり点が取れなかったのが悔しいです。日本がですよ。惜シイ!」
司会「日本の選手ではどなたがお好きですか?」
ディラン「台湾では中田選手が一番有名です」
司会「柏原さんはフットサルのチームを結成していらっしゃるそうですが」
柏原「はい。昨日も皆とスポーツバーで観てたんですけど、惜しかったですね。でも1プレー1プレーに一喜一憂させてもらってるし、勇気ももらうし…まだ終わった訳ではないので、頑張ってもらいたいと思います」
今となっては終わってしまいましたが、まさに当日は全員がそんな心境だったのではないでしょうか。続いて、日本編の「闇」に出演している瀬戸朝香からのメッセージが、司会者から紹介されました。
司会「『こんにちは、瀬戸朝香です。本日は『BLACK NIGHT』記者会見に来ていただきまして、誠にありがとうございます。仕事の都合がどうしてもつかず、欠席することになってしまい申し訳ありません。日本編『闇』は他の2つの国と違って、精神的な恐怖をしっかりと描いている作品になっていると思います。香港、タイに負けないくらい素晴らしい作品に仕上がっているので、ぜひたくさんの皆様に観ていただけたらと思っています。そして、この日のために来日していただいたディラン、お会いできなくてほんとうに残念です。香港キャンペーンの時は、いろいろとありがとうございました。日本で会えることをとても楽しみにしていたのですが、ほんとうにごめんなさい。6月24日土曜日の公開初日舞台挨拶では柏原さんと一緒に出席しますので、その時に皆様と会えることをを楽しみにしています。本日はどうもありがとうございました。瀬戸朝香』というコメントをいただきました」
司会「お二人ともそれぞれ、3つの国の作品をご覧になったと思いますが、率直な感想をお聞かせください」(★)
ディラン「日本編はラストに驚きました。僕はずっと、ヒロインが精神的な病気のせいで事件を起こしていたと思っていたのですが、最後に怪物が出て来たので驚きました。香港で柏原さんと一緒に観た時も、そういう話になって『驚いたね』て話しました。最後のタイ編はすごく辛く悲しいお話で、恐いというよりも母と子の結びつきに、とても辛い気持ちにになりました」
司会「ご自分の香港編はいかがですか?」
ディラン「香港編は、若い男女の恋愛と、うかつに約束をしてはいけないという話だと思います。恋愛中はいろいろなことを言いますが、実現できないこともあるので、自分の言った言葉には責任を持たなくていけない、ということだと思います」(▼次頁へ)
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