左よりプロデューサーのアンジー・チャイ、主役のチー・ウェイイーを演じたヴィック・チョウ、ウェイイーの婚約者に横恋慕するイエローを演じたワン・チュアンイー
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2006.10.24 都内某ホテルにて
10月5日よりBS日テレにて放映中の、ヴィック・チョウ主演ドラマ『Silence 〜深情密碼〜』。11月6日にはその日本版写真集、そして29日には日本版サウンドトラックが発売されることになり、そのプロモーションを兼ねて、主演のヴィック・チョウと共演のワン・チュアンイー、プロデューサーのアンジー・チャイが来日。渋谷で記者会見を開きました。
会見の途中では、ヴィックとアンジーさんのやりとりが白熱することもあり(笑)、予定より長時間の会見となりましたが、その雰囲気をなるべくお伝えできればと思います。まずは、揃って日本語のご挨拶から。
ワン「ハジメマシテ。皆サン、私ハ、ワン・チュアンイーデス。ドウゾ、ヨロシクオネガイシマス」
ヴィック「日本ノ皆サン、コンニチハ。私ハ、ヴィックデス。ドウゾ、ヨロシク」
アンジー「コンニチハ。私ハ、アンジー・チャイデス。今日、皆サントオアイデキテ、ウレシイデス。ドウゾ、ヨロシクオネガイシマス」
質疑応答の前に、司会者からの質問が続きます。
司会「今回はワンさんやアンジーさんとの来日で、一人の時より気分が楽なのでは?」
ヴィック「たしかに気楽ですが、頼ってはいけないといつも自分に言い聞かせています。ところで、今日のアンジーさんを見て、ワン・チュアンイーと二人でびっくりしました。とてもきれいなドレスで眩しいです(笑)」
アンジー「実は皆さんをリラックスさせるために、このドレスにしました(笑)」
司会「渋谷の駅前にある、ヴィックさんの大きな看板は見ましたか?」
ヴィック「飛行機から降りて車でホテルに向かう途中、そろそろ渋谷に着く辺りで運転手さんが、わざとかどうかわかりませんが、看板の前を2度も通ってくれました。さすがに大きな看板なので、2度目は恥かしった(笑)。ああ、僕が演じたウェイイーはまだ生きてて、日本にやって来たんだなあ、と車の中で話しました」
司会「スペイン坂での公開収録には、なんと1600人のファンがやって来ました。感想はいかがですか?」
ワン「スバラシイ(笑)。自分の出演したドラマが日本で歓迎されていることも、このドラマの仔仔が日本で人気があることもうれしいです。また、このドラマが台湾のためにも役立ったことを、とても光栄に思います」
司会「今日は素晴らしい衣装ですが、もうお買い物には行かれましたか?」
アンジー「今回は仕事なのであまり時間がないのですが、合間をぬって渋谷のデパートで買い物をしました」
司会「今日のお洋服は?」
アンジー「これは台北で買いました」
ヴィック「背が伸びたんじゃないですか? その靴、20センチくらいありますよね(笑)」
アンジー「大げさに言わないでよ。実際は12センチしかありません。この靴は、彼らと写真撮影をする時以外は役に立ちません」
ヴィック「さっきのフォトセッションの立ち位置は間違ってますよ。アンジーさんを真ん中にしなくちゃ。だって彼女こそが、日本で台湾ドラマをヒットさせた生みの親ですから。彼女を真ん中にして、僕らは両脇でガードマンをやらせてもらえばよかったな(笑)」
アンジー「そんなことをすると、あなたのファンから抗議が殺到するわよ」
ヴィック「ごめんなさい。この話はここで終わりにします(笑)」
と、司会の方もひやひやするほど、いつまで続く?ああ言えばこう言う…で、漫才のようなトークでした(笑)。
司会「ドラマ『Silence 〜深情密碼〜』では、不治の病に侵されて余命3ヶ月の大企業の跡取り息子役を演じました。役作りはいかがでしたか?」
ヴィック「このような役は、初めての挑戦でした。脚本をいただいた時からプレッシャーを感じ、苦しい思いをしました。一方で、とても喜んでもいました。いろんな役をやって来ましたが、毎回違う役をやりたいという気持ちが強いので。役作りについては、撮影に入る前の1週間、演技訓練を受けました。演技の訓練というよりは、共演者のパク・ウネさんやアンディ・ホイさんと交流をしたんです。それで、撮影に入った時には、お互いに暗黙の了解が生まれていました。それから脚本を読み、ウェイイーという人物を通じて観客にどのようなメッセージを伝えるか、しっかりと把握しました。その後、アンジーさんと演技の話をして、取り組んでいきました」(続きを読む)
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