2006.11.11 淀橋教会(新宿)
支援を必要としている世界中の子どもたちへ、チャイルド・スポンサーシップ・プログラムを通じて支援活動を行っているのがワールド・ビジョン。F4のジェリー・イェンもチャイルド・スポンサーとして、3人の子どもたちを5年間にわたり、支援し続けています。
そんな彼が今年8月、最新主演ドラマ『ザ・ホスピタル』のチャリティ・イベントで、自分にできることがあれば協力したい、とワールド・ビジョン台湾の代表に申し出たことから、今回のプロジェクトがスタートしました。その後、ジェリーはアジア10カ国のワールド・ビジョンから親善大使に任命され、支援している子どもたちと会うために、10月24日からモンゴルを1週間訪問。そして今、その時の様子を伝えるために、アジア各地での報告会がスタートしたのです。
このような活動でアジア各地を回るのは初めて、と言うジェリー。それはかつて、苦労していた子ども時代に助けてもらったことへの、彼なりの恩返し。今は自分が子どもたちを支える立場になれた喜びを実感しつつ、さらに支援の輪を広げるためにと、自ら進んで立ち上がったのでした。そして11日、子どもたちと会った時のこと、旅を通じて感じたことなどを、ファンに伝える報告会が、まず日本で開かれました。
ジェリー「皆サン、コンニチハ。私ハ、ジェリー・イェン、デス」
と、開口一番、前回の来日時と同じく日本語でのご挨拶で会場が和みます。約1時間の報告会は、ワールド・ビジョン・ジャパン代表とジェリーのトークにモンゴルでの映像を挟んで進み、最後にはファンからのQ&Aも行われました。
WVJ「来日は何回目くらいですか?」
ジェリー「多分、5〜6回目です」
WVJ「日本の印象は?」
ジェリー「とても清潔で、人々がとても優しいです」
WVJ「では、ファンの皆さんの印象は?」
ジェリー「とても可愛らしいし、親しみを感じます」
軽いトークに続いて、いよいよチャイルド・スポンサーについてのお話。
WVJ「ジェリーさんはファンの皆さんに、プレゼントを贈ってくれるよりも、そのお金で支援をして欲しいと言っているそうですが、こういう活動に加わったきっかけは?」
ジェリー「人の役に立つことをしたかったんです。支援したい気持ちがあったので、嬉しく思っています」
WVJ「チャイルド・スポンサーになったきっかけは?」
ジェリー「たくさんの友人が参会していたので、僕も一緒に参加したいと思いました」
WVJ「チャイルド・スポンサーシップは、子どもたちの成長する姿を見たり、地域の活性化にも役立っています。交流しながら支援できるのがこのシステムの特色で、クリスマスカードや手紙も送られて来ますが、このシステムについてどう思われますか?」
ジェリー「私にとって一番嬉しいのは、自分が人から頼られているということ。そういう立場になれたことを、実感できることです」
ここで、モンゴル訪問時の映像が10分ほど流れます。その後、再びトークへ。
支援しているチャイルドとらくだに乗るジェリー
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WVJ「モンゴルへの旅はハードでしたか?」
ジェリー「トテモ、トテモ、感動シテイマス」(会場笑)
WVJ「お肌が荒れませんでしたか?」
ジェリー「ダイジョウブデス」
WVJ「モンゴルの草原はいかがでしたか?」
ジェリー「夜になって空を見上げると、星だけしか見えなくて、銀河もはっきり見えました」
そして、訪問時のスチール画像を見ながら話が進みます。
WVJ「モンゴルの子どもたちはどうでしたか?」
ジェリー「皆、とてもひたむきで、素朴な笑顔を見せてくれます」
WVJ「マンホールで暮らす子どもたちを集めた『光の家』にも行かれましたが、マンホール・チルドレンについては?」
ジェリー「多くの子どもたちが、冬は外が寒いのでマンホールに入って過ごします。地下水の近くで眠るのですが、熱水パイプが通っているところもあり、火傷して死んでしまう子どももいるそうです」(続きを読む)
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