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ASICRO FOCUS file no.72a

「イタズラなKiss 〜惡作劇之吻〜」来日記者会見

p6

左よりジョセフ・チェン、アリエル・リン、ワン・トンチェン
 司会「『イタキス2』が進んでいますが、撮影状況はいかがですか?」

 監督「今のところ順調です。前回から2〜3年経っているので、また皆と仕事ができるということで、全員がわくわくしています」

 司会「グアム・ロケがあると聞きましたが?」

 監督「この日本でのPR活動の後、グアムへ直行して撮影に突入します」

 司会「じゃあ、皆さん今わくわくしてるんですね?」

 監督「全員、今期待しているところです。私は前にも行ったことがあるので、美しい砂浜があったり、おいしい食べ物があるよとか…皆にいろいろ話しています」

 ここで司会者からの質問タイムは終わり。質疑応答に入ります。

 Q「一番NGが多かったシーン、苦労したシーンはどこですか?」

 監督「撮影が始まったばかりの頃は、大変でした。実はこの3人は、役柄とはまったく違うキャラクターなんです。例えば、ジョセフはご覧のようにとても活発で、元気いっぱいで子どもっぽいところもありますが、ドラマの中ではそれを全部隠し、格好つけてクールなふりをしなくてはならない、そういう所が大変でした。

アリエル・リン

アリエルは注目の実力派アイドル女優
 アリエルは、今までに見た中で一番聡明で努力する女性です。ところがドラマでは、琴子のようにとても情熱的だけれど、どこかちょっとドジ。この役をこなすために、彼女は一生懸命、聡明な部分を全部隠しました。その辺は、私としては、彼女がとても純粋な心の持主だという部分を表現して欲しかった。やっていく内に、彼女もリラックスしていきました。
(アリエル「ハイ!(笑)」)

 ジローはとてもオシャレ好きで、本番直前になっても鏡を見て髪を触っているような子です。金之助に求めたのは情熱的で活発なところ。そこで考えて、彼にあれこれやってみてと、30分ほどやらせました。実は本番の撮影では30秒しか撮りません。こういうことを経験させることで、だんだんドラマの中に入っていく、そういう方法をとりました」

 Q「共演者の皆さんとの普段の関係は? また今回の再会の感想はいかがですか?」

 ジョセフ「プライベートでは皆とても忙しいので、普段はメールで互いに励まし合っていました。実は『イタキス』で共演してから、暗黙の了解が生まれたんです。続編がクランクインしてアリエルと最初に撮ったシーンでは、その暗黙の了解が戻って来て、すぐにドラマに入ることができました。続編に入って、僕自身がまず意識したのは、もう普通の男の子ではなくて既婚男性だということ。どうやって妻を守るか、妻への愛をどうやって表現するか、この辺をいろいろ考えながら演じました。もし、このドラマがオンエアされたら、その点をよく見てください。続編が放映される時は、ぜひまた応援してくださいね」

 司会「では最後に、皆さんの今後の活動予定を教えてください」

 アリエル「『イタキス2』の撮影と、金庸さんの小説が原作の時代劇の撮影があります。これが今年の大きな2つの仕事。プライベートでは、年末に母をニューヨークへ連れていきたいです。今英語も特訓中なんですよ」

 ジョセフ「2007年は、僕にとって重要な年になると思います。上半期はこの続編の仕事ですが、下半期は初めて映画に出演するかもしれません。ちょうど今、話合っている所なのですが、もしかしたら、僕の映画初出演となるかもしれません。年末には、バカンスに行けたらいいのですが…。今、日本語も一生懸命勉強しているので、ファンの皆さん、引き続き僕を応援してください」

ワン・トンチェン

大東としても活躍中の飛輪海(フェイルンハイ)のジロー
 ジロー「今年は充実した1年になるような予感がしています。こうして日本へプロモーションで来ましたし、飛輪海で2枚目のアルバムも出す予定です。もう1本のドラマ『終極一家』で大陸へもPRに行きます。僕は日本が大好きなので、『男ハオシャレ、女ノ子ハカワイイデス』の日本へ、ぜひまた来たいと思います。OK。アリガトウ(笑)」
もしや、かなり日本通?という感じのジローくんです。

 監督「1月には新しいドラマ『美味しい関係』を撮り終わり、今ポストプロダクションの最中です。まもなくご覧になれると思いますし、日本でも放映されることを祈っています。私の場合はよく、仕事しながら次の仕事ことを考えているのですが、今年は当面『イタキス2』の製作に全身全力で取り組んでいきたいです。個人的にはあまり特別な願いはないのですが、多分、妻がずっとそばにいて欲しいと思っているかもしれません。というのも、実は去年結婚したばかりなんです。なので、そうできたらと思います(笑)」

 と、最後は監督のおのろけで幕となりました(笑)。ハッピーな監督から、またハッピーなドラマが生まれるかもしれませんね。全員プライベートな予定まで話してくれましたが、ジョセフの映画出演と飛輪海の今後の活動は、ファンの皆さんなら気になるところでしょう。まだ正式な発表はありませんが、『イタキス2』の完成と共に、続報を楽しみに待つことにしましょう。


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更新日:2007.5.16
改訂日:2009.7.26
●back numbers

記者会見の表記
司会・質問者
監督(チュウ・ヨウニン監督)
ジョセフ(ジョセフ・チェン)
アリエル(アリエル・リン)
ジロー(ワン・トンチェン)
俳優プロフィール
アリエル・リン
林依晨/Lin Yi Chen


1982年10月29日生まれ。台北MRT新聞美少女コンテストでグランプリを獲得して芸能界入り。01年にドラマ『十八歳的約定』で主役に抜擢され、以後数々のドラマに出演。『イタズラなKiss 〜惡作劇之吻〜』主演で演技力も評価され、実力派アイドル女優として活躍中。
filmography

drama
・十八歳的約定(02)
・紫色角落第8.9集(02)
・名揚四海第1集(03)
・我的秘密花園(03)
・七年級生(03)
・我的秘密花園II(04)
・愛情合約
 〜Love Contract〜(04)
・イタズラなKiss(05)
・天外飛仙(06)
・東京ジュリエット(06)
・イタズラなKiss II(07)
・射鵬英雄伝(08)
・我的億萬麺包(08)

東京ジュリエット
〜東方茱莉葉〜


東京ジュリエット

(c) 2006 GTV
原作:北川みゆき「東京ジュリエット」(c)北川みゆき/小学館
*BS-iにて5/3より放映中。
(毎週木曜夜23時〜)
出演:アリエル・リン/ウー・ズン(飛輪海)/サイモン・ヤム/ブライアント・チャン

movie
・空手道少女組(03)
・飛躍情海(03)

アリエル公式サイト
・晨堡(台湾公式サイト)
ジロー
汪東城/Wang Dong Cheng


1981年8月24日生まれ。広告モデルから芸能界入りし、CM、MVに多数出演。バンドでのボーカル経験があり、美術学校出身なのでギターとイラストも得意。現在、中華圏を席巻中の人気アイドルグループ「飛輪海」(フェイルンハイ/Fahrenheit)のメンバーで、夏のイメージを持つ情熱家。
filmography

drama
・第八號當舖(04)
・イタズラなKiss
 〜惡作劇之吻〜(05)

・KO One 〜終極一班〜(05)
・花ざかりの君たちへ
 〜花樣少年少女〜(06)
・KO Two 〜終極一家〜(07)
・イタズラなKiss
 〜惡作劇之吻〜 続集(07)
 *撮影中

discography

飛輪海 首張 同名専輯

飛輪海 首張 同名専輯(06)

CD+DVD ファイナル・コレクタブル・エディション(台湾版)
歌詞本、カレンダー、MV3曲CF2本などを含む77分DVD付

ジロー関連サイト
・飛輪海日本公式サイト
・飛輪海公式サイト(台湾)
・樂東 的網路楽章(台湾)
 *ジローの個人ブログ