2012.9.3 シネマート六本木
韓国のク・ヘソンと飛輪海のジロー(汪東城)が共演して話題となった、「絶対彼氏〜My Perfect Darling〜」<台湾オリジナル放送版>DVDリリースを記念して、主演のジローが来日。翌日のファンイベントの前に記者会見が開かれたので、ご紹介します。
「絶対彼氏〜My Perfect Darling〜」の原作は、渡瀬悠宇の人気コミック『絶対彼氏。』。日本でも08年にフジテレビでドラマ化されています。今回ジローが演じたのは、日本版で速水もこみちが演じた完全無欠の恋人ロボット・天城ナイト。韓国ドラマ「花より男子〜Boys Over Flowers」に主演して台湾で一躍人気女優となったク・ヘソンが主人公のリイコを演じ、まさに日本のコミックが台湾と韓国を結ぶという素敵な作品となりました。
飛輪海が唱うドラマの主題歌が流れる中、ショッキング・ピンクのジャケットに白いネクタイとパンツでびしっとキメたジローが登場します。
司会「先ほど、日本に到着したばかりだそうですが、ご挨拶をお願いします」
ジロー「(日本語で)皆サン、コンニチハ! 僕ハ、ジローデス。今日ハ、スゴク、嬉シイデス。ハイ。ヨロシクオ願イシマ〜ス。アリガトウゴザイマス」
司会「通訳は要りませんね。とても、日本語がお上手です」
ジロー「ホント?(司会「はい」)アリガトウ(笑)」
司会「ジローさんが演じた天城ナイトはどんな役柄ですか?」
ジロー「ナイトはパーフェクトな恋人です。とてもやさしくて、自分が好きな彼女のために、すべてを尽くすような役柄です。でも、ロボットだけど…」
司会「役柄とご自身の共通点があれば、教えてください」
ジロー「愛している人たちのために、すべてを尽くしているところかな。ドラマの中で、ナイトは彼女のためによく料理をしますが、僕も同じです」
司会「料理もお上手なんですね?」
ジロー「好きだけど、腕前はどうかな…(笑)」
司会「演じる上で、苦労したところ、心がけたことは?」
ジロー「ドラマを見ていただくとわかりますが、ナイトには裸のシーンがたくさんあります。パーフェクトな恋人なので、身体もとてもきれいです。だから、撮影中は肉体美をキープするためにかなり努力しました。例えばダンベルを撮影現場に持っていき、撮影の合間に身体を鍛えたり、食事制限もしました。実は食べることが大好きなんですが、ずっと我慢していました。毎日、撮影が終わると、皆でよく飲みに行くのですが、僕はその後一人でジムに通って、黙々と筋肉を鍛えていました」
司会「肉体美は努力の賜物だったのですね。共演されたク・ヘソンさんとの面白いエピソードはありますか?」
ジロー「撮影に入る前、僕とヘソンさんはコミュニケーションの訓練を受けました。僕たちは使う言語が違うので、お互いにジェスチャーを使ってコミュニケーションをとる訓練をしたのですが、終わる頃には、ほとんどジェスチャーだけで通じ合うようになりました。それでもやはり、相手のセリフを想像しながら撮影するので、ときどき間違ってNGを出してしまい、現場は大笑いでしたね(笑)」
司会「撮影前にもいろんな努力をされたのですね」
ジロー「ハイ、ソウデスネ。アリガトウゴザイマス(笑)」
司会からのQ&Aに続いて、記者からの質疑応答へ。
Q:この役を演じてみて、ジローさんも恋人ロボットが欲しいと思いましたか? どんな恋人ロボットがいいですか?
ジロー「エエ?…ウ〜ン…数カ月の間、ずっとこのロボットを演じてみて、ほんとうに世の中にこんな完璧なロボットがあったらいいなあと、正直に思っていました。僕は母と一緒に実家に住んでいるのですが、芸能界はとても忙しくて、母と一緒に過ごす時間がなかなか取れません。もし、ほんとうにロボットがあったら、母のためにオーダーメイドしたい。そしたら、母に付き合ってもらって、一緒にショッピングに行ったり、お寺に行ったりして、きっと楽しく過ごせるでしょうから」
自分のための恋人ロボットなら要らないけど、お母さんのためのロボットならOKという感じの回答でした。(続きを読む)
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