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ASICRO FOCUS file no.169

「絶対彼氏〜My Perfect Darling〜」<台湾オリジナル放送版>DVDリリース記念 ジロー来日記者会見

ジロー

目の前にいるのはジロー?それともナイト?
Q:日本ではこれから後半のDVDがリリースされますが、後半の見どころは?

 ジロー「前半は軽いタッチでとても楽しいシーンが多いのですが、徐々にナイトが自分の意志を持つようになり、感情がわかるようになってくる。なので、後半は内面の解釈に入っていくことが多くなります。

 見どころの1つは、ソウシとリイコとナイトのいわゆる三角関係とその中で揺れるそれぞれの心。もう1つは、リイコを徐々に本気で愛するようになるナイト。だけど、ロボットと人間の恋愛にはゴールがありません。それがわかっていながらも、どうやってこの愛をまっとうするか。そういうことも丁寧に描かれていますので、ぜひ見てください。(通訳を聞いた後で)ハイ。ロボット、カワイソウデス(笑)」

Q:コミュニケーションをとるジェスチャーで覚えているのは?

 ジロー「一番覚えているのは、ヘソンさんはよくお腹が空いていたので『お腹空きました?』 2つ目は(手で扇ぎながら)『暑い?』というジェスチャー。台湾は暑いのですが、ヘソンさんは長袖の衣装を着なければならなくて、けっこう暑かったんです。なので、『暑い、ですか?』と『暑い!』いうジェスチャーを使ってよく交流していました。もう1つ、大事なのがありました。アイ・コンタクトなんですが、それぞれのシーンがあって、カメラがヘソンさんを撮っている間は、こちらから目でアイ・コンタクトを送って、『そろそろ僕の番?いい?』という感じでやってました」

Q:先日がお誕生日でしたが、どうやって過ごしましたか?

 ジロー「とても楽しかったです。その日は、日本のファンクラブから40〜50名の方が、わざわざ台湾まで駆けつけてくれて、夜に100名くらいのファンの皆さんと一緒に誕生日を過ごしました。その日は僕のニューアルバムのリリース記者会見もあり、ほんとうに思い出深い1日でした。なによりも、誕生日は母が僕を産んでくれた日なので、毎年どんなに忙しくても必ず母と一緒に過ごすように心がけています。その日もそうで、すべてが終わったのは23時近くでしたが、それでもお店に寄ってケーキを買い、家に帰って母と一緒に食べました」(またしてもジローの親孝行ぶりが伺える回答に感動!)

Q:ナイトはロボットですが、見た目は人間ですよね?(ジロー「エエ、ソウデスネ。AIロボット。人工知能のロボットです」)見た目ではなく内面では、ロボットと人間の違いをどのように表現しましたか?

 ジロー「僕たちが台湾でドラマを作る時は、原作に近いイメージで作りました。漫画を読んでいただくとわかるのですが、漫画のナイトの設定はとても賢くてかわいい。子どもっぽいところがあります。彼は実験で最初のロボット製品として送り出され、真っ白な状態で人間世界に来たので、子どものような純粋な考えを持っている、と僕たちは思っています。そして、聡明と設定されているので、学習能力がとても高く、どんどん進歩していきます。

 ドラマの中で、僕はナイトの成長を3つの段階に分けました。まずステップ1。ロボットなので、受け答えはすべてロボットのように演じました。そして学習能力が高いので、徐々に人間らしくなり、最終的には人間そのものになったと思います。DVDは13話ありますが、1〜5話のナイトはロボット。5〜10は徐々に人間らしくなる。10〜13のナイトは人間と考えています。こういう風に決めないと、多分自分の中でもごちゃごちゃになってしまうので(笑)」

Q:撮影中の失敗談があれば教えてください。

 ジロー「失敗はたくさんありました。例えば前半に、橋から飛び下りたり、走って来るバスを避けたりするシーンがありますが、編集済みのOKシーンを見るとパーフェクトなロボットだけど、実はとても大変で、何回もやってたくさんNGを出してしまいました。それをすべて乗り越えて、完璧なナイトを皆さんにお見せしています。プロフェッショナルなロボットですが、実は大変だったのです。すべてのシーンの撮影が終わった後、監督から『次作はアクションだね』とお誉めの言葉をいただきました」

 司会「次作が楽しみですね。では、最後にファンの皆さんにドラマの見どころとメッセージをお願いします」

ジロー
 ジロー「日本の『絶対彼氏。』も見ましたし、とても好きです。僕たちの『絶対彼氏。』台湾版は、どちらかというともっと原作に忠実に撮らせていただきました。原作漫画の好きな方は、ぜひ台湾版もご覧になってください。また一方で、台湾だから出せる要素もたくさん盛り込んでいます。もう1つの見どころは、ヘソンさんとのコラボレーション。皆さん、ぜひ見てください。アリガトウゴザイマス! 皆サン、ゼヒ見テクダサイ(笑)」(拍手)

 ドラマではリイコのイメージカラーとなっているピンク。今回は残念ながらク・ヘソンが来日できなかったのですが、ピンクのジャケットを着たジローが彼女の分も一緒にPR活動を頑張っておりました。さらに、このピンクのジャケットが、完ぺきな恋人ロボットのイメージをより引き立てているようにも感じました。

 「絶対彼氏〜My Perfect Darling〜」<台湾オリジンル放送版>DVDでは、ジローの鍛えた筋肉美がたっぷり堪能できます。リイコでなくてもどきどきしてしまう、完ぺきな恋人ロボットのジロー。リイコを見守っているソウシ役のシェ・クンダーもせつない役どころで、この三角関係の行方が気になります。果たして、ロボットと人間の恋は一体どうなるのか?! ぜひ、ドラマをご覧ください。(イベントレポートを読む)


▲記者会見 1 > 2 ▼イベントレポート ▼シュガーケーキガーデン
更新日:2012.9.25
●back numbers
記者会見の表記
司会・質問者
ジロー(汪東城)
discography
solo album
・[イ尓]在等什麼(12)

[イ尓]在等什麼

[イ尓]在等什麼(守護愛情版)
台湾盤
(HIM International Music Inc.)

[イ尓]在等什麼

[イ尓]在等什麼(捍衛夢想版)
台湾盤
(HIM International Music Inc.)


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