2013.1.29 新宿バルト9 スターステージ
舞台挨拶に続き、バルト9のスターステージへ場所を移動して「大ヒット祈願押印式イベント」が開催されました。ステージの上に現れたビョンホン氏は、白い階段を途中まで降りてご挨拶。
ビョンホン「実は空港に降り立った時から、胸が熱くなっていました。毎日、こんなに胸を熱くしていただいて、ありがとうございます」
という甘いご挨拶に、もちろん歓声と拍手が巻き起こります。ステージには、映画で身に着けていた王の衣装も飾られています。ここで、この衣装にも負けない華やかなゲストによる花束贈呈。シークレット・ゲストとして女優の岩下志麻さんが艶やかな和服姿で登場しました。ここで、花束贈呈のフォトセッション。
シークレット・ゲストの岩下志麻さんが登場して花束を贈呈
司会「岩下さんは、映画はご覧になりましたか?」
岩下「ええ、もちろん拝見しました」
司会「ご感想はいかがですか?」
岩下「とにかく、ビョンホンさんの二役が素晴らしかったです! 王様の方は風格がありましたし、影武者のハソンの方は、ちょっとトボけた味があるんですが、正義感があって、かわいくて、とても面白くて素敵でした。また最後に、民衆の幸せを願って、自分の言葉で演説をするハソン。とても感動いたしました。(拍手)それとですね。…(ネタバレにつき割愛)…涙が出ました。とても素敵な映画でした」
と、ついネタバレをしてしまった岩下さんに、ビョンホン氏。
ビョンホン「ほんとうに素晴らしい女優さんですね。先輩にあたられますが、岩下さんに私の演技をそんなに誉めていただき、身の置きどころがありません。ただ、もしかしたら、ここにいる皆さんはまだ映画をご覧になってない方もいると思うので、お話の内容が少し心配になりました(笑)」
司会「でも、余計に観たくなりますよね?(拍手)実は岩下さんは、皆さんと同じくビョンホンさんのファンです。(拍手)きっかけは何だったのでしょうか?」
岩下「『オールイン』を拝見しまして(拍手)それから、映画もテレビも全部、拝見してます。とにかく、素敵で、かっこよくて、チャーミングで、素晴らしいと思うんです。それと私が好きなのは、ビョンホンさんの役作りに対する姿勢ですね。いつも、のめり込みが凄くて、どの映画を観ても役とビョンホンさんが一体化するんですね。それが、同じ俳優として素晴らしいなと思って、いつも感心しております。(拍手)それも、私がファンである理由の1つです」
司会「女優さんだからこそ、その苦労もおわかりになるんでしょうね」
岩下「そうですね」
司会「ベタ誉めでしたが、いかがですか?」
ビョンホン「岩下さんは登場された時から、よい話をたくさんしてくださいました。もちろん、公式の場なので、よくない事は言えないと思いますが、お誉めの言葉をいただいて、ほんとうに所在ない気持ちです。先ほど、岩下さんが出演されたDVDをいただきました。先輩の素晴らしい演技をぜひ拝見したいと思います。今から楽しみです」
司会「いつか、共演の機会があったら、どんな役柄がいいですか?」
岩下「ええ…そうですねえ。ビョンホンさんが韓国の御曹子の息子で(場内笑)、ちょっと屈折した性格で(場内笑)、私が韓国で事業をしている女社長で、あるパーティで出会ってミステリアスな事件に巻き込まれる。(場内笑)そういう素敵なミステリーがあったらいいなと思います」
司会「ビョンホンさんはどんな役で岩下さんと共演してみたいですか?」
ビョンホン「突然の質問なので戸惑ってしまいますが…二人ともそれぞれが、伝統武芸の達人というのはどうでしょう? 1つは日本の伝統武術、そして私は韓国のテコンドーの達人ということで、一緒にアクションをやるというのはどうでしょう」
どちらも面白そうな企画ですね! ぜひ、映画かドラマで観たいものです。続いて、岩下さんが「この映画は韓国でも大ヒットしたと伺いました。『王になった男』、日本での大ヒットをお祈り申し上げます!」とメッセージを掲げ、いよいよ押印式へ。映画の大ヒットを祈って、「影武者、真の王となる−」と書かれたボードに二人で大きな金印を押します。
ビョンホン「皆さんの熱い思いに応えられるような作品です。ここ何年間かは、とても重い映画やちょっと恐い映画に多く出演していましたが、今回の作品は皆さんに楽しんでいただけると自信を持ってお薦めできる作品なので、とても興奮していますし、とてもうれしく思っています。周りの方にも薦めていただき、楽しんでご覧になってください」
最後はビョンホン氏のメッセージで終了しました。『王になった男』は評判通り、期待通りの面白さです。まだ、ご覧になっていない方は、ぜひ劇場へおでかけください。
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