|
これまでに発表された作品は次々にドラマや映画、舞台、漫画、ゲームにまで発展。東洋大学在籍中は社会学の観点から、ネット社会やインターネット小説とネット住民との文化的な関わりを研究。様々な論文も書いている。
|
Q:最後にはキスシーンもありましたしね。映画の中で夢を実現したという感じでしょうか?
監督「そうですね。ずっと自分が夢見ていたことを、ラストシーンで実現させている。それが実現できたことは、とても幸せでした」
●クー・チェンドンと次回作『功夫』
Q:相手役のクー・チェンドン(柯景騰)さんは映画初出演なのに、まさに体当たりの熱演でしたが、昨日まで一緒に撮影されていたのですよね?
監督「そうです。その映画(『我的情敵是超人』)は、僕がプロデュースして、彼が主演している作品です。僕はクー・チェンドンがとても好きで、彼のいたずらっぽい、少年ぽいところが気に入っています。彼はよくジョークを言うんですが、とても面白いし、そういう性格も好き。彼と一緒にいると、師弟関係でもあるけど、仲間同士で何かを一緒に作りあげているという感覚もありますね」
Q:監督の次の作品『功夫』にも出演されるのでしょうか?
監督「『功夫』は来年撮影予定ですが、彼の役があるかどうかは、資金をどれくらい暢達できるかにもよります」
恋の相手役にクー・チェンドンを選んだのは、本作でブレイクしたミシェル・チェン!
(c)Sony Music Entertainment Taiwan Ltd.
Q:では、まだ映画の詳細はお聞きできないですね?
監督「そうですね。『功夫』はいろんな伝説に基づいた人物がたくさん出て来るので、キャスティングをどうするか、今はまだ言えない状況です」
Q:一言でどういう映画か、だけでも教えていただけないでしょうか?
監督「一言、ですね。『もし健康でいたいなら、水泳とジョギングをすればいい。もし心の修養をしたいと思うのであれば、読経したり論語を読めばいい。なぜ功夫を学ぶかといえば、正義を守り世界平和を実現するため』これです!」
Q:その最後の部分ですね?
監督「はい。正義を守り世界平和を実現するための映画です」
Q:武侠ものですね?
監督「現在の都市における青春武侠映画です」
Q:それは面白そうです。楽しみにしています。ありがとうございました。
監督「アリガト!」
実はもっと質問したいことがあったのですが、お話が面白くてつい突っ込んで聞いていたので、時間がなくなってしまいました。特に質問したかったのが、エンドロールに出て来るミシェル・チェンのこと。普通だったら、メイキングに収めるようなシーンを、あえて本編に入れた理由、これを聞いてみたかったのですが、おそらくこれこそが、好きな女の子の髪の毛を引っぱってみたくなるギデンズ・コー監督ならではの「いたずら印」なのではないでしょうか。(他の媒体さんで質問されていたら追記しますね)
そんなこんなの見所満載、そして自分自身の「あの頃」を思い出して、甘酸っぱい気分にも浸れる『あの頃、君を追いかけた』。ぜひ、劇場で味わってください。
(2013年8月29日 マクザム本社にて)
続きを読む 1 < 2 < 3 ▼映画紹介
|