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101回目のプロポーズ 〜SAY YES〜

監督:レスト・チェン
原作:「101回目のプロポーズ」(フジテレビ/脚本:野島伸司)
脚本:チャン・ウェイ
撮影:チャン・ミンチュアン
編集:リー・タンチュエン
美術:ロー・シュンフー
音楽:ベンソン・チェン
主題歌:「SAY YES」(歌・リー・ダイモー)
出演:リン・チーリン、ホアン・ボー、チン・ハイルー、カオ・イーシャン、武田鉄矢(特別出演)

2013年/中・日
日本公開日/2013年10月19日
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/106分
配給:ポニーキャニオン
(c)2013 NCM FUJI VRPA HAM
2013年 藝恩電影産業奨 最優秀リメイク映画賞

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101回目のプロポーズ 〜SAY YES〜
(101次求婚/Say Yes)

story

 中国、上海。内装業を営むホアン・ダー(ホアン・ボー)は、99回目のお見合いにでかけ、美しいチェリストのイエ・シュン(リン・チーリン)と出会う。彼女もまた、友人の紹介でお見合いに来ていたのだった。いつものように見合いに失敗したホアン・ダーは、見合い相手のイカサマ野郎に腹を立てていたイエ・シュンを助けることになる。

 その後、内装の未払い賃金を払ってもらうために、部下たちと談判にでかけたホールで、ホアン・ダーはチェロの練習をしているイエ・シュンと再会。交渉に失敗したホアン・ダーが自分の預金をおろして、部下に賃金を払っているところを見て、イエ・シュンは彼に好感を持つ。

 偶然の出会いが重なり、ホアン・ダーとイエ・シュンの仲は急接近。ホアン・ダーは、日本から来たイエ・シュンの師匠の夫、星野達郎(武田鉄矢)の接待にも付き合うことに。高級なバーにやって来た彼は、言葉が通じないながらも、ホアン・ダーに妻・薫の写真を見せて自慢し、ホアン・ダーを応援して去って行く。

 部下たちもホアン・ダーの恋を応援していたが、イエ・シュンの親友タオズ(チン・ハイルー)から、彼女の悲しい過去を知らされる。それは、結婚式の当日、カメラマンだったフィアンセが帰国途中で交通事故に遭い、そのまま亡くなってしまったというものだった。それ以来、イエ・シュンは恋に臆病になっていたのだ。

 その話を聞いたホアン・ダーは、イエ・シュンの前でダンプカーの前に飛び出し「50年後も僕はそばにいる!」と思いをぶつけるが、彼女は去ってしまう。それでも諦めず、全財産をはたいて宝くじを買い、イエ・シュンに会いに行く。次第に心を開いていくイエ・シュンに、ホアン・ダーはついにプロポーズを決意。

 ところが、死んだはずのフィアンセ、シュー・ジュオ(カオ・イーシャン)が生きているという知らせが届く…。

●アジコのおすすめポイント:

なんと「101回目のプロポーズ」が装いも新たに、日中合作映画として帰ってきました。製作に関わったスタッフも台湾のレスト・チェン監督も、全員がドラマの大ファンだったということもあり、オリジナルにリスペクトをはらいつつ、その雰囲気を壊さずエッセンスを凝縮した、素敵なリメイク作品に仕上がっています。設定は違っても、ほとんど違和感を感じません。リン・チーリンの美しさもさることながら、達郎役のホアン・ボー(『ハーバー・クライシス』)がいい味を出しています。恋のライバル、カオ・イーシャンもイケメン俳優なので、ご注目を。結末がわかっていても、ラストはやはり感動します。ドラマを知っている人も、知らない人にもおすすめ。名場面を思い出して、ちょっとくすぐったい思いをしながら、ぜひ劇場で味わってください。


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