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マッハ!無限大

監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
アクション監修:パンナー・リットグライ
アクション振付:ウィーラポル・プマルトフォン、
 ソムジャイ・ジャンムールツリー
脚本:エカシス・タイラト
撮影:ティーラワット・ルジンタム、チャルーム・ウォンビム
編集:リクラ・マノムラト、チャルーム・ウォンビム、
 ウィチト・ワタナノン、マヌス・ウォラシン、
 ラシャパン・ピスティンソプ
音響:スティサク・スティジト
音楽:テルサック・ヤンパン
出演:トニー・ジャー、RZA、ペットターイ・ウォンカムラオ、ジージャー・ヤーニン、ティーラダ・キティシリプラサート、マレセ・クランプ、ラータ・ポーガム

2013年/タイ
日本公開日/2015年2月14日
カラー/シネマスコープ/ドルビーデジタル/104分
配給:クロックワークス
(c)2013 Sahamongkolfilm International Company Limited
2014年 スパンナホン賞
 特殊効果賞(Surreal and Thossaporn Poonnart)
 /録音賞(ラミントラ・スタジオ)


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マッハ!無限大(TYG2/Tom Yum Goong 2)

story

 カーム(トニー・ジャー)は田舎で父の遺言を守り、子どもたちにムエタイ・ダンスを教えながら、ゾウのコーンと穏やかに暮らしていた。そこへ、コーンに目を付けた商人のスチャート(アディナン・ブンタナポム)がやって来る。カームに売る気がないとわかると、カームが留守の間にコーンを誘拐してしまう。

 カームはもらった名刺をたよりに、スチャートの屋敷に殴り込む。ところが、スチャートはすでに死んでいた。そこへスチャートの姪で双子の姉妹、ピンピン(ジージャー・ヤーニン)とスースー(ティーラダ・キティシリプラサート)が彼を犯人と間違え、執拗に襲いかかる。さらに警察もやって来るが、現れたのはなんとシドニーにいるはずのマーク巡査(ペットターイ・ウォンカムラオ)だった。

 マークはどさくさに紛れてカームを逃がす。タイでは今、分裂して紛争を起こしていたカタナ国の和平協定が結ばれようとしていた。しかし、その調印式でテロの怖れがあり、マークはインターポールの要請でタイへ来ていたのだった。同じ頃、LC(RZA)が率いる獰猛な格闘家軍団「ナンバーズ」もタイを訪れていた。

 カームがマークと会っている時、謎のバイク集団に追跡される。かろうじて逃げ切ったカームだが、LCたちの罠にはまり捕まってしまう。カームを追っていたピンピンとスースーも巻き込まれ、スースーは強靱なNo.2(マレセ・クランプ)に殺された。ピンピンはマークに助けられるが、インターポールの解析で、スチャートを殺したのがNo.2だと悟る。

 一方、捕らえられたカームは、LCからナンバーズの仲間に入るよう誘われる。拒否すると電極をつけられたコーンを見せて脅し、カームにNo.1の烙印を押して、暗殺を強要するのだった…。

●アジコのおすすめポイント:

『マッハ!』に続いてトニー・ジャーをスターダムに押し上げた『トム・ヤム・クン!』から8年。あのゴールデントリオが再び帰って来ました。原題は『トム・ヤム・クン2』。「象を返せ!」の世界が、今回は凶悪なテロリスト集団を相手にスケールアップして展開します。製作・監督はもちろんプラッチャヤー・ピンゲーオ。昨年、急逝したパンナー・リットグライをアクション監修に迎え、敵役にカンフーが大好きなRZAが参戦。さらに『チョコレート・ファイター』のジージャー・ヤーニンも参戦してきます。共演はもちろん、ペットターイ・ウォンカムラオ。今回はCGもワイヤーもスタントも早回しも使ったということですが、それでも生身のアクションは健在。ビルを飛び移り(装着カメラで撮影!)、走る車の屋根にへばりつき、橋から飛び降りたり、炎に包まれた部屋で足に火をつけて(!)蹴飛ばしたりと…無謀なアクションがてんこ盛りです。


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