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僕らの青春白書

監督:イ・ヨヌ
脚本:イ・ヨヌ
撮影:キム・ドンチョン
照明:パク・セムン
編集:スティーヴ・M・コー
美術:イ・ハナ
アクション指導:イ・ホンピョ
音楽:シム・ヒョンジョン
出演:イ・ジョンソク、パク・ボヨン、イ・セヨン、キム・ヨングァン、クォン・ヘヒョ、キム・ヒウォン、ラ・ミラン、イ・ウンジョン

2014年/韓国
日本公開日/2015年8月8日
カラー/シネスコ/5.1ch/121分
字幕:朴理恵
配給:クロックワークス
(c)2014 Lotte Entertainment

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僕らの青春白書
(血沸く青春/Hot Young Bloods)

story

 1982年、夏。田園風景が広がる洪城のあぜ道を、イケメン高校生のジュンギル(イ・ジョンソク)が自転車に女子を乗せ、颯爽と走っている。そんな彼を斜に眺めるヨンスク(パク・ボヨン)は、小柄ながら洪城農業高校のスケ番として仲間を引き連れていた。

 ジュンギルは学校一のプレイボーイで、ターゲットに決めた女子は必ず落とし、アジトの安宿に連れ込んでいた。一方、ヨンシクには工業高校の番長ファンシク(キム・ヨングァン)が付きまとっており、公認の仲となっていた。

 だがヨンスクは、幼なじみのジュンギルをずっと秘かに思っていた。学校中の女子を落とす勢いのジュンギルに「なんで私に迫らないの?」と苛立つヨンスク。そんな時、ソウルから美人転校生ソヒ(イ・セヨン)がやって来る。

 一目でソヒに夢中になるジュンギル。気が気でないヨンスクは自らジュンギルを誘ってみるが、彼にはヨンスクと付き合わない理由があった。父デハン(クォン・ヘヒョ)が食堂を営むヨンスクの母親(イ・ウンジョン)と仲良くなっていたからだ。その上、ファンシクからも脅される。

 献身的な努力の末、ジュンギルはやっとソヒと親しくなる。しかし、ソヒにも裏の顔があり、トイレに呼び出されたヨンスクはソヒと大乱闘をしてしまう…。

●アジコのおすすめポイント:

1980年代初頭、髪型が自由になり、性教育も実施されるようになった時代を背景に、田舎の農業高校に通う若者たちを描く青春ラブストーリーです。主人公は幼なじみの二人。これに都会からの転校生と工業高校の番長が絡み、複雑な恋模様が展開していきます。監督は『亀、走る』のイ・ヨヌ。ドラマ「シークレット・ガーデン」「君の声が聞こえる」や『観相師』『君に泳げ!』で人気急上昇中のイ・ジョンソクが、思い切ったイメージチェンジに挑戦し、学校中の女子を落とすことだけに明け暮れるおバカな高校生を、方言混じりでコミカルに演じています。そんな彼を秘かに慕う女番長を演じるのは、『過速スキャンダル』『私のオオカミ少年』のパク・ボヨン。転校生役で人気子役だったイ・セヨンも登場。キム・ヨングァンも工業高校のつっぱり番長を楽しそうに演じています。ラストでは、当時大ヒットした映画『愛と青春の旅立ち』のパロディも登場。エンディングロールでは、パク・ボヨンが自慢の喉を披露し、イ・ヒョンドの作詞・作曲による「ヨンスクのテーマ」を歌っています。


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