2007.5.23 都内某所にて
7月の来日コンサートが発表された後、新譜『V.DUBB』日本盤リリース(5/30)と、F4 Real Film Collection シリーズの第2弾『Van Ness Wu ヴァネス・ウー』発売(6/4)の発表を兼ねて、ヴァネス・ウーが単独再来日。都内某所にて、「Van Ness Wu Live Showcase」と題したミニライブ&トークショー形式の記者会見を開きました。当日の会場には、事前にファンクラブの募集で選ばれた幸運な50名(応募総数はなんと1万!)のファンも参加。ミニライブ会見をおおいに盛り上げました。
まずは、ヴァネスのミニライブからスタート。ダンサーも登場して新曲「Never Let You Go」を披露。激しく歌い踊り、終盤には得意のラップも。表演後は、もちろん大きな拍手と歓声に包まれます。
ヴァネス「アリガトウゴザイマス。アア…ゴメンナサイ。チョットマッテクダサイ。(息を整えて)I'm very happy to be here. Thank you guys over there(後方にいるファンの皆さん). Next song is "Mama". キイテクダサイ」
2曲目は、やさしいメロディが素敵な「媽媽」を熱唱。歌が終わって、本日の司会をつとめる男性アナと通訳さんが登場します。ヴァネスはステージ正面の椅子に座ってスタンバイ。
ヴァネス「アリガトウゴザイマス」(拍手)
司会「まず、ご挨拶をお願いします」
ヴァネス「コンニチハ。ワタシハ、ヴァネス・ウーデス。ヨロシクオネガイシマス。皆サン、イツモ応援シテクレテ、アリガトウ」(拍手)
司会「日本語うまいですね」
ヴァネス「Thanks to a Manga(漫画に感謝)」
司会「どんな漫画が好き?」
ヴァネス「なんでも。NARUTO、エヴァンゲリオン、APPLE SEED、サムライチャンプルー、ロボテック、後…たくさん…ドラゴンボール」
司会「日本語のを読むんですか?」
ヴァネス「DVDで観てます」
司会「そのDVDは中文字幕入り? 吹替え?」
ヴァネス「日本語のものです。吹替えより原語で観た方がいいし、より全体の雰囲気が伝わるから(とジェスチャー)」
ここで司会より、新譜とDVD、コンサートの告知をアナウンス。拍手喝采を送るファンに対して「皆さん行かれますか? 両日共行かれる方?」と司会者。「ハ〜イ!」とファンの皆さん。「他にプライベートな用事はないんですか?」と司会の方がイジワルく言うと、ヴァネスが「ノー!ノー!」とファンのために割って入り、うけていました。(笑)
まずはコンサートの話題から。
司会「『V.DUBB My Kingdom』かっこいいタイトルですね!」
ヴァネス「サンキュー」
司会「ヴァネスの王国?」
ヴァネス「基本的には、皆さんを僕のダンス&エンターテインメントの世界へ招待したいんです。視覚的にも多彩でアーティスティック。見所はダンスです」
お次は新譜について。
司会「新譜を作るのに2年間を費やしたそうですが」
ヴァネス「5年です」
司会「5年?!」
ヴァネス「最初のアルバムを出した後、すぐ2枚目の制作に入ったんですが、その間、レコード会社の都合や自分のスケジュールのせいでタイミングが合わなかったんです。実は、アルバムは3年前に完成していたんですが、聴き直してみるとあまり新鮮味がなかったので、レコーディングをし直したいと思いました。そこへ、カンタとのコラボレーションが入り、またリリースのタイミングを逃したんです。今やっとリリースができて、こうして日本へもプロモーションでやって来られたので、とてもうれしいです」
司会「アルバムを作る上で一番大切にしたことは?」
ヴァネス「自分自身をできるだけ自由に、最大限に表現すること。今回は衣装のスタイリングから、音楽製作、作詞、ダンスの振付け、MVの監督まで、すべてに関わりました。より自分に近いキャラクターを表現したものを、お見せしたかったのです。皆さんは『流星花園』の長髪の僕に馴染んでいると思うけど、それとは違う、ほんとうの僕の姿を知ってもらいたいんです」
司会「日本語盤では、2曲を日本語で歌いましたが、どうでしたか?」
ヴァネス「最初にこの曲 (「Wanna Love Somebody」) を聴いた時は2ステップビートで、誰かが送ってくれたダンステープを見ていたと思います。若い頃はハウス・ミュージックが盛んで、日本でも流行っていると聞きました。そこで、日本語で歌うならこの曲がいいんじゃないかと思いました。特に日本のファンの皆さんは長い間応援してくれているので、何かお返しがしたかった。日本語で歌った後、友人がハウス・ミックス・ヴァージョンを作ってくれました。ほんとうに、たくさんの方に助けてもらいました」
再び、コンサートについて。
司会「特別な演出はありますか?」
ヴァネス「新しい部分は、ダンスに焦点を置いていること。ダンスや音楽の見せ方にも力を入れたいと思っています。基本的には、僕のダンスの王国に皆さんを招待し、アートとして、また表現者として、僕のダンスに対する考え方をお見せします。それは、できるだけ自由に何も考えないで、その瞬間を楽しむということ」
司会「自分の国でやるのと外国でやるのとには違いがありますか?」
ヴァネス「毎回、日本でのライブでは皆さんの反応が素晴らしくて、いつも違います。台湾や韓国にまで応援にかけつけてくれるファンもいて、とても感謝してます」
司会の方が「海外でヴァネスを見た方?」と尋ねると、多くのファンが「ハ〜イ!」
ヴァネス「もう1つ、付け加えることがあります。今日知ったのですが、7月13・14日の2公演の後に、もう1回追加公演があります。7月16日、祝日で海の日だそうですね。もう1日、横浜で公演します」という、うれしいお知らせに、ファンからは歓声と大拍手が。
ヴァネス「I'll see you there!(そこで会おうね)」(続きを読む)
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